息子の夜泣きで思ったこと
昨夜はオムツをしたくない、アンパンマンのパンツで寝る、と主張する息子。布団に入ってしばらく経ってからも、ちゃんと「オシッコ!」と教え、トイレで済ませることができた。えらいじゃ~~ん。夜中、目をさましていないけど泣いている。身体を動かしながら顔をゆがめて泣き声を出していて、おかしいなと思ったらやっぱりおねしょをしていた。着替えをさせてさっぱりしていても夢の中で泣いていて、今度はしゃくりあげながら「な、な、み、く、ん、も(息子の名前) み、み、た、かっ、った~」これを繰り返しているので、夢が良くないかなーと思い大きい声で呼びかけ、目をさまさせる。「どうしたのー!?ななくん、なんなの?起きてごらん!!」するとだんだん覚醒してきて、今度は「ななくんもやりたかった~~~ぁ」どうやら昼間の保育園でのことらしい。3日前から進級してお友達が倍近くに増えた。わりとおとなしいタイプの息子は、クラスメイトにつねられたりしていても、「やめてよ」と小さい声で言いながら泣くまで我慢するタイプ。逃げたり、やり返したりもしないらしい。そんな息子なだけに、新しく入ってきたお友達や新しい担任の先生達という環境の中でいろいろと我慢や遠慮する場面も多いんだろうな。「そうかー。ななみくんも見たかったんだねー やりたかったのに我慢したんだねーえらいねー。先生やお友達が変わって、楽しいけど大変なこともあるよねーお部屋もおもちゃも新しくなったし、いろいろ遊びたいよねー だけどお友達にどうぞ、ってしてあげてるのかなー えらいなー がんばってるんだねー」などと思いつくまま語りかけてあげると、その声を聞きながらスーっと眠りに入っていった。「何を」見たかったのか、「誰と」ケンカしたのか・・ そんなことを追求して原因を探る必要はない。夜泣きの原因を探って、保育園での生活をいちいち心配することもない。この年齢の子たちには、まだイジメも確執もありえないからね。今日大喧嘩したとしても、親がわだかまっている間に子ども達同志は翌日けろっとして一緒に遊んでたりするんだから。おとなしく、我慢するのも息子の特質であり、個性。不憫がる必要も心配することもない。ただただ、そんな様子で過ごしているだろう息子を愛しく想い、愛が深まるだけだ。このところの夜泣きには昼間のことが関連してることが多そうなので、理由はともかく耳元でずっと囁き続けることにしている。寝ぼけながらもその音に耳を澄まそうとするのでまず泣き声がぴたっと止む。私がいつも繰り返すのが、「今日も一日頑張ったねー/大きく元気に育ってくれて嬉しいよー/今日保育園でこういうことがあったんだってー?/ななくんが生まれてきてくれて、ママ本当に嬉しいなー/パパとママとおねえちゃんの間に生まれてきてくれてありがとう/なーくんに会えてママたちとっても幸せよー」と、順不同で延々と囁く。こっちも眠くなってくるからだんだん念仏のようになっていくんだけど。おそらく言ってることはわかんないかもしれないけど、ママの声で安心するのか、そのまま眠ってくれることが多い。見守り、話す言葉に耳を傾け、承認し、受け止める・・ 子育てって、それだけでいいんじゃないかなー なんて二人目を育てるようになって思う。導いたり、探ったり、追求したりしなくていいんじゃないかな。子どもの年齢に限らず、生涯通じてね。