詩と映画と日記
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3人の女性が登場します 美しく誇り高いひとりの女性は さながらクレオパトラのようです 彼女は想いを寄せる男たちを巧みに操ります 男たちは、彼女の美しさ、誇らしさ、富に惹かれます 淑やかに父親の陰で約束の男を思うひとり 父や兄の元で伸びやかに育った心優しいひと 漱石が最高に美しい言葉や表現で著した傑作です 漱石の多くの作品に有るように 物語は、始めは穏やかに静かに始まりますが 終盤に近づくと 息をつかせない怒涛の展開になり畳み掛けて来ます あるひとは、心弱く あるひとは、心なし また、ある人は普段の見かけによらず剛毅です 美しいとか、富があるとか、学があるとかより 誠の心の大切さを見たような気がしました
谷川俊太郎さんを惜しんで 2024.11.19
『ウインディゴールドの雁』シートン著 2024.11.13
『ばいしの杖』吉川英治著 2024.11.11
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