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カテゴリ:最近の気に入りの本
ある男が懐かしくも悲しい思い出を語ります 彼が小学生のとき 修学旅行に行くことになりましたが
彼の家は貧しい農家で 何度も頼んでも泣いても 父母は行かせてくれませんでした 泣き止まない彼に父が話して聞かせたのは 彼の祖父の賭け事のことでした 祖父は、長く庄屋を務めている この家に養子に入った男でしたが ふとした時から、賭け事に魅せられて 家族を顧みず賭け事に溺れ 広い田地田畑を手離し 遂には住んでいる先祖伝来の屋敷さえ手放したそうです 父は、彼の修学旅行の費用を出せない辛さの時に 始めて彼にこの話を語って聞かせたそうです この物語に 私は我が身を重ねました 私が幼かった頃の母の苦労が思い出されました 全く博打は恐ろしいです でも、競輪、競馬、パチンコ、競艇など 政府は、決して、禁じては居りません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.11 00:00:25
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