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カテゴリ:ママ日記
先日、パパが同業他社に転職する為、面接を受けてきました。
パパはプラスチックメーカーの営業をしています。 皆さんの身近にあるもの、ハンガーや洗面器などが 取り扱い商品です。 誠実で温和な性格ゆえに、 真面目に得意先に足を運び、着実に仕事をこなしてきました。 その結果、社内営業順位トップとなり、 30歳にして所長に抜擢されました。 ママは、パパの真面目で優しい人柄の出た仕事の仕方がとても好きで、 それで昇進したことがとてもうれしく、誇りに思っていました。 パパも、もちろんとてもうれしそうでした。 しかし、会社は仕事に見合った昇給をしませんでした。 景気と業績の悪化、また年齢が若いことも理由にされました。 パパはとても悔しがっていました。 ママもパパの気持ちを考えると、とても悔しかったです。 そのうち、会社の業績はさらに悪化し始めました。 パパは将来のことを考えて、「転職」と言う言葉を口にするようになってきました。 我が家は共働きでママも正社員であり、収入も安定しているので ママは「パパの好きな仕事をしていいよ」と言いました。 もし転職して、若干給料が下がったとしても、 好きな仕事なら、充実した毎日が過ごせると思ったからです。 でも、ママの体調があまり安定していなかった為、 パパも躊躇していたようでした。 そんなある日、パパが「面接を受けるんだ」と言ってきました。 同業者の紹介であること、 その会社の社歴、 取り扱い商品のこと、 業績はどうか、 そして、そこの所長をやって欲しいと言われていること。 「ママはどう思う?」と聞かれて、 「業界のことはよくわからないけど。。。 でも、転職はいいんじゃないかな?頑張ってみたら?」 その日のネクタイは、ママが選んであげました。 そして、合否の決まる日の朝。 「ねぇ、受かったら“山”って言ってよ。返事がまだだったら“川”」 「なんだそりゃ」 パパに笑われながら、変な合言葉が決まりました。 ママは、携帯をソワソワしながら握って過ごしました。 ママにとって、パパの仕事が変わって、今までの生活の流れが変わることは 不安でもありました。 それでも、パパのことを思うと「受かって欲しい」と願っていました。 待ちきれず、お昼休みに電話しました。 「ねぇ、山?」 「川~」 夜。帰宅してニッコリ笑うパパ。 「山なの?」 「川」 合否の連絡のある日に、何も連絡がないということは、落ちたも同然。 パパと一緒に「あの会社は惜しい人材をなくしたね」と 笑って食後のコーヒーを飲みました。 そして。。。1週間経った今日。 珍しく、パパから朝のメール。 開くと。。。 「やま」 1週間遅れのうれしい通知でした。 おめでとう、パパ☆ ママは、うれしくてお昼休みにお祝いのネクタイを買いに行きました。 夜、お祝いの言葉を添えて渡すつもりです。 よかったね。 これからも家族3人で頑張っていこうね★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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