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2012年10月02日
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テーマ:●日本映画●
三月の劇場公開のときにもかなり熱心に勧められたが劇場で見るのは避けた。避けた理由は劇場版第一作のときと同じ。

結局、この「映画」、土曜であるとか休日前日の深夜に見るから面白いのであって平日の午後や休日の昼間に見るようなものじゃないと思うんだよね。

最近の日本映画、第二作目の方が第一作よりも出来が良いということはよくあるようで、自分もここ最近の映画を振り返って「あああれも二作目の方が出来はよかったな」と名前を挙げたくなるものが何本も出てきた。

しかも何故かテレビシリーズの映画化だとか警察物という共通項があったりする。相棒劇場版とかSPだとかアンフェアとか。

このあたりはどう考えればいいのだろう。単純に製作される日本映画の本数の激減したことと結びつけて語っていいものなのだろうか。

もっとも、映画としての出来と興行収入は別物だ。この『LIAR GAME -再生-』はどっちなんだろう。

DVDで見る分には自分の感想を言えばどっちもどっち。特にどっちが上であるとか断定できるレベルではない。

ただ、続編としてみてしまうとどうしてもアラばかり目立つのは事実である。

このような映画にリアリティを求めることが土台無理なことなのは承知の上である。

がしかし、正編(テレビ)で服役を終えて刑務所を出所した秋山深一(松田翔太)がこの映画では大学教授として出てくる。いやいくらなんでもそりゃないだろう。日本のアカデミズムを舐めてはいけない。このあたりの設定ぐらいはもう少しなんとかしてほしかった。

仮にだ、これは前作までの「正編」とは別設定のアナザーワールドなのだと開き直るのであれば、だったら福永(鈴木浩介)が招待状を持って秋山の前に現れて「お久しぶり~背伸びた?」と言ってみたり、浜田マリと秋山が「前回のゲーム経験者で顔見知り」というのを入れるなよ、って感じだよね。ここはこの「再生リボーン」というタイトルの一部にツッコミをいれたくなるところ。「再生してねーぞ おい」みたいな。

まあそういう細かなアラはあるが、少なくとも一本の映画(のDVD)としてはよく出来たほうである。

自分が前作より評価するのは、メインのストーリーである『椅子取りゲーム』のルールが前回の『エデン』よりシンプルだったこと。

これで(第一作より)だいぶ楽だったという感想を持った人は多いのではないか。

自分もDVDを観てて、ほぼデュアルタイムで、ゲーム参加者が何に対して怒鳴り散らし、絶叫しているのか。どうしてがっくりと膝を突いて号泣しているのかがちゃんと理解できた。

そういう意味ではお年寄りにも優しい内容になったのではないか。自虐ネタだけども。

ただねぇ、映画そのものに対しては高い評価を与えることは出来ても、自分はこの映画のサウンドトラック、つまり、中田ヤスタカの仕事には高い点数はつけられない。あいかわらずだが。

正編もそうなんだろうけれど、映画を見ている人間をイラっとさせるのが目的だとしても今回のはあからさまに手抜きしすぎ。映画で「バトルシーン」で繰り返し使われている「テーマ」だけど、あからさまなくらい「ブレードランナーのメインテーマ」そのもの。どこかでクレジットでブレードランナーの名前を出しての「オマージュです」という逃げくらい打っているのかと思いきやどこにもなし。これじゃヴァンゲリスに訴えられるレベルだって。

中田ヤスタカは、そういえばテレビ朝日の夕方のニュース番組のBGMも手がけている。しかしその曲が中田ヤスタカのパクリにしか聞こえないってのは相当に皮肉なものだと思う。

最悪、中田ヤスタカ自身の「capsule」としての活動はどんだけ手抜きしてもいいけれど、せめて外注の仕事くらいはもっと真面目に取り組んでほしいものだよ。

[追記]

覚えている人はいるだろうが、このドラマの番宣のためのポスターで松田翔太は原作の秋山深一をなぞったような金髪に染めていたのを、刑務所から出所したばかりの男が金髪ではおかしいだろうということでわざわざ髪の毛を染め直している。(結果長髪でみょうちくりんな色になってしまったのはご愛嬌である)

そこまでこだわるならば、前科一犯(容疑ではなくて確定して刑期を終えたということ)の院生がいかに優秀でも准教授どころか助手にさえなるのが不可能な今の日本の大学教授会のシステムの現実というものをもっとちゃんと踏まえたものにしてほしいということ。

篠宮優(多部未華子)と秋山のつながりを大学の学生と教授の関係にする必要あったか?
だったら篠宮の取っていた心理学の教授は第二部に出てきた秋山のかつてのライバル葛城リョウ(菊池凜子)にして、そこから秋山に会いに行くという設定のほうがよかったじゃない。少なくとも観客のひとりとしてはそう感じたね。篠宮が本箱とかひっくり返して出てきたのが秋山の本だったという導入のエピソードは残して置いてもストーリー的には充分つながったはずなのに。たとえば葛城が授業で副読本として使っていたのが秋山の書いた本だったとか、いくらでもやりようがあるでしょうに。そういうツメの甘さがとてももどかしい。

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Last updated  2012年10月17日 06時26分38秒
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