楽天の野村新監督がパ・リーグ独特の「予告先発」などに異議
http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200601/bt2006012201.html

野村監督の言いたいことはよく解るのだが説得力に欠けるのもまた事実だ。
「セ・リーグと較べて」、というのがネックのような気がする。
実際のところ予告先発に関してはあまり興味はないのではないか。
２と３だろう、阪神監督時代も、ハト（スタンドからのスコアラーの報告）禁止、
ベンチへの携帯電話持込禁止に関して執拗とも思える抵抗を見せていたし。

どうせなら「アマ野球と較べて」現行制度（申し合わせ）はおかしいと批判すればもっと皆は注目してくれたのになぁ。あるいはメジャーと較べて、でもよかった。

というか自分には野村監督が本気でこの制度（申し合わせ）を変更させようと発言しているようには思えないのだが。目的は最初の監督会議に向けて他監督を牽制するためではないだろうか。もし本気ならこの時期にこういった発言はしないだろうし。さてさてどうなることやら･･･。


■パリーグ・アグリーメント（引用先からのコピー）
理事監督合同会議決定事項（１９９９年１月１９日）
　コミッショナー通達、監督宣言を基に、サイン盗み疑惑撤廃のために下記の件について確認および決定をした。

監督宣言
　『パ・リーグは、フェアープレーを誠実に追求し、あらゆる不正行為、不正の疑念を抱かせる行為は行わない。各球団は相互に公正であることを信頼する。』（監督・コーチ・選手・スコアラー関係）
　１．ベンチ内、ベースコーチ、走者から打者に対して球種等の伝達は行わない。（参考）ベンチ内へのメガホンの持ち込み禁止。
　２．ネット裏のスコアラーについては、試合に関する情報を収集するのは構わないが、その試合に関する情報はベンチに伝達しない。また、投球に関して打者あるいはベンチへサインを送る行為を絶対にしない。
以下、省略。
【注】なお、パ・リーグの予告先発は１９８３年から部分的に実施され、全試合予告となったのは９４年から