|
テーマ:巨人ファン(10765)
カテゴリ:巨人(読売ジャイアンツ)
小笠原道大選手の巨人入団が本決まりになった。
そのことに関して自分がいいたいことはもう書いた。これ以上書くこともあるまい。 なんとなくだが、今の「巨人軍」見てて連想するのは戦艦大和である。 松本喜太郎という人の書いた「戦艦『大和』開発物語」という本を読んでの知ったかなのだが。 「最強戦艦誕生に秘められたプロセス」というサブタイトルが示すとおり、戦艦大和の度重なる建造計画の変更についてだけについて書かれた本である。 どちらかというと、悲劇的な最期を遂げた戦艦大和が建造された後について書いた本は多数あるけれど、計画だけににスポットを当てて書いた本は最近は珍しい。 この本を読んでわかったこと、それは一言で言えば、「戦艦大和」は、当初予定されていたものとは全然まったくちがったものになってしまった、ということである。 何故そうなったかというと、戦局に暗雲がたちこめ、それを一手に解消する手段として一隻の軍艦に希望を託してしまったからである。 建造当時から、この度重なる計画の変更を余儀なくされた大和の、戦艦としての致命的な欠陥を指摘する関係者は多かった。たとえば大和の旋回能力は極めて貧弱で、最終的には「大砲を並べた大きな鉄の塊を海に浮べているだけ」と自嘲的に揶揄するものもいたという。 尚且つ問題なのは、当時の軍中枢には冷静な判断が下せるものがどんどんいなくなっていったということだ。 この話を今の巨人にあてはめるのは無理があるだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年11月23日 12時18分54秒
コメント(0) | コメントを書く
[巨人(読売ジャイアンツ)] カテゴリの最新記事
|