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カテゴリ:プロ野球
三年前の第一回大会のときにも書いたことだけれど、自分はこのWBCに関してあまり積極的には見たりはしていない。このWBCのことを「野球世界一の国を決める大会」だとも思っていない。
理由はひとつ、アメリカ合衆国に対してあまりにも有利な条件で開催されているからです。 こんなものが世界大会であってはいかんということです。 今回もキホン的にはそうですそのまんまです。自分はこのWBCというものに対して意味があるとすればそれは「アメリカが負ける」ことだけだと思ってます。つまりアメリカが世界一の野球大国ではあるが「世界最強ではない」ということをアメリカ人に認識させるためのもんだぐらいに捉えてます。 ただし前回と今回の大きな違いは、(あくまでも自分にとってということだが)楽天イーグルスの選手が日本代表として参加していること。 これは大きい。それだけでも前回と今回とは大きく違う。 まあそれで前々から「何か書けよ」とせっつかれてはいたけど何も書く気にはなれなかったのですが四強国がそろったということで雑感として書いておきましょう。 岩隈投手の好投 韓国戦とキューバ戦の二試合に登板して失点1の好投をした岩隈投手。これだけの結果を残したのですから、今にして思うのは「なんで去年の北京五輪代表の選から漏れちゃったのでしょうね」という皮肉じみた疑問形。北京五輪の代表の選考はこの岩隈投手以外にもずいぶんと「?」な点がありました。 対キューバ戦(18日)、折からの濃い霧という悪コンディションでのナイトゲームでしたが、この霧の中の岩隈の投げる姿を見て最初に感じたのは「まるで夏の仙台の試合だな」ということでした。 気のせいなのかもしれませんが、岩隈投手がこんな霧の中でも落ち着いて投げることができたのは、逆にこの霧のおかげだったかもしれません。仙台に戻って来た岩隈投手に誰かインタビューかなんかで質問してみてください。 アメリカを倒す役目にあるのは今回も日本 準決勝の組み合わせが決まりました。第一組を一位通過した日本の次の対戦相手はアメリカ合衆国です。 楽しみです。前回はボブ・デービットソンのおかげで日本に勝てたアメリカ合衆国のことです。きっとまた何かサブライズがあるに違いありません。 日本のホームランの取り消しとかファールかフェアの判定で疑惑がでたりするのでしょう。 しかしこんなことで腹を立ててはいけません。アメリカ絶対有利の中で行われている大会、それがWBCというものだからです。まあだからこそアメリカが負けたときは痛快なんですけどね。 私の感性、ちょっとどころか相当に歪んでますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年03月20日 16時36分43秒
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