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2010年02月20日
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二月二日の記事の続き

そのあと、自分はこの映画を三度、つまり計四度も映画館で見た。

同じ映画を四回も映画館で見たのは、自分が記憶する中でいえばキアヌ・リーヴスの「スピード」(当然第一作のほう)以来だ。

もっとも、スピードの場合は試写招待券があったりで厳密に言うと四度見たにはあたらないだろう。

しかし、自分はこのゴールデンスランバーを全部自腹で四回見たのだ。中村監督、誉めてくださいな。

まあそれで、最初一回見ただけではわからなかったところや、自分が勘違いしていた個所もあったので追加と訂正を加えておくとする。

やはり冒頭のシーンはラストシーンで(も)あった。

エレベータ内の四人の立ち位置や着ているもの、すべてをチェックして出した結論になる。あれは、まったく同じシーンを、カメラの位置を換えて、変身後の青柳が(突然乗り込んできた樋口親子に気がついて)思わず背を向けたというのを、冒頭と、そしてラストで今度は説明調で見せていたのだ。当然、樋口晴子(竹内結子)はエレベータですぐにそこにいたのが青柳だと気がついていたということになる。

i-podごときで弾丸を受け止められるものかというギモンに対する一考察

結論からいうと、まったく不可能というのでもなさそう。というのも、逃亡中の青柳が着ていたのが本革製のライダージャケットだったからだ。

この相乗効果があれば、真上から撃ち込まれたサイレンサー付の拳銃から放たれた弾丸ならば防げたとしても決して絵空事にはならないようだ。まあ「幸運」であることには違いないが。おそらくは、脚本段階でここに関する討議は相当にされていたのだろうと思う。

また、保土ヶ谷(柄本明)が電話で伝えていた「蓋に細工」というのはやはりマンホールのことだった。実際、青柳が撃たれたあとに取り出して見たi-podの裏側にはなんの細工もされておらずにappleのロゴとマークがしっかりと映し出されていたのが見て取れた。

黄色いカローラに関するくだりについて

寄せられたメールの中でも一番多かったのが(原作の設定を含めてということになるが)10年近く(8年以上ということだが)野ざらしのままだったあのクルマがバッテリーを交換しただけで走れるようになるものか?いくらなんでも無茶すぎないか?というものだった。

確かにそう。まあバッテリーが動くというか電気系統が無事だったとか通電できたとしても、スパークプラグとかキャブの具合だとか乗り越えなければならない関門は多い。でないと10年近くも死んだままのクルマのエンジンは動いてはくれないものだろう。

逆にいえば、あのクルマの真の持ち主が何故あんな場所にクルマを乗り捨てしなければならなかったのかを考えると、「バッテリー故障」だからとかではなくて、なにか別の事情があってあの場所に捨てなければならなかったと考えたほうがよさそう。つまり売りたくても売りに出せない事情があって、あるいは転居であるとか、あるいは駐車場が確保できずにあの場所に置いていただけだったのが取りにこれなくなったとかそういうことではなかったのか。もうひとつの疑問の残されていたガソリン量も、ほぼタンク満タンの状態だったとすれば、あのくらいの走行距離ならば無茶というのでもない。

これは二度目に見に行ったときのことなのだが、一緒に見に行った人間がこれにはすぐに気づいたようだった。車が乗り捨てられていた場所というのが実は某私立大学のキャンパスのすぐそばで、青柳ら4人はここの卒業生という設定。ようするに、このクルマを乗り捨てた持ち主もこの大学の学生だった可能性がやたら高い。だからカズ(劇団ひとり)もこの黄色いカローラを無断でホテル代わりに使っても問題にならないことを知っていたのだろうし、決して壊れているのではないこともわかっていて青柳にこの黄色いカローラのことを教えたのだろう。

 


 

 

それにしても、見るたびにこの映画に引き込まれてしまうのは、決して原作がよく出来ているからだとか、役者がそろっているからだとか、あるいは脚本が巧みだからといったような理由だけではない。

なんというのだろうか。あー、脚本(ストーリー)を生かすために画面のあちこちにちりばめられた仕掛けというのかなんというのか、細かな描写というものが映画の後半になって生きてくるようになっているのに気づかされるからだ。

たとえば、爆破した森田(吉岡秀隆)の自動車(内でのふたりのやりとり)だが、青柳に飲ませるために用意した睡眠薬入りのミネラルウォーターのペットボトルが助手席のシートの後ろのボトルホルダー(100ショップで売っているようなちゃっちいもの!)に差してあったのを、森田がワンアクションで青柳に手渡すのは、それがどうみても予め用意されていたということを示唆しているわけだし、それに気づかずになんの疑いも抱かずにのんでしまう青柳の人間性というものが、あとでキルオにも睡眠薬入りのカップヌードルを食べさせられるところに繋がる・・・、という具合にだ。アパートでの青柳との差し向かいの会話のあと、キルオにどこかしら森田が登場したときと同様の「死の影」というものがちらつくのも、この青柳に眠り薬入りのものを口にさせたという共通項があるからだろう。


上でもちょっと書いてしまったが、この映画四回見に行ってそのうちの二度はいわゆるカップルで映画鑑賞になった。

これもだいぶ前に書いたことだけれども、そもそも自分は「ふたりで映画を見る」というのがとても苦手な人間である。よほどのことでもない限り(女性と)ふたり連れで映画をということはやらない。その「よほどのこと」というのが男ひとりで見るのには憚られたアニメ映画であるとか、いわゆる女性向け映画を見るようなときに限られた。逆にいえば、宮崎アニメであるとかエヴァンゲリオンの劇場版はほとんど女の子であるとか女の人をダシにして見に行っていたということにもなるのだけれど。

では何故自分は今回カップルで映画をみるようなマネをしたのかというと、(まあ向こうもまたこの映画を見たがっていたという前提ありで)男女のカップルで見にゆくと料金が安くなるからという非常に邪(よこし)まな理由だったりする。

それにしても結構な夕方とはいえ、水曜日という平日だというのに、この映画はともかくもこのシネコンはぎっしり満員になっていた。そういうものなのか。まあ大方のカップル客はアバターとかオーシャズのようなスクリーンに吸い込まれていった。おそらく自分はこんな満員状態のスクリーンだったならば避けたに違いない。それだけは断言する。断言するような大層なことでもないんだけどね。






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Last updated  2010年07月26日 03時53分59秒
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