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カマタアキヨシ

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2010年04月15日
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先日曜日に山形市内でぽっかりと時間があいてしまったので駅前にあるシネコンで映画を見ることにした。

最初は「シャッターアイランド」を見ようと思ったのだがかなり満席に近い状態だったので「ハートロッカー」を見た。二度目である。

というか前回は途中どころか開巻まもなくでこの映画を見るのを早々とあきらめた。

たいした理由ではない。

開巻まもなくのシーン、雑然としたバグダッド市内の描写の中に前足を引きずった猫が出てきて、それを見て自分は昔近所にいた野良猫のことを思い出してしまい、一時的な鑑賞不能状態に陥ったのだ。

自分にとっては、やれアカデミー賞をとった映画だろうがなんだろうが、それが映画を見る動機にはなりはしない。かといって賞を取った映画だからといってそれをむやみに叩くのも好きではない。

不愉快なものは不愉快なだけ、それだけだ。

さて、でこの映画を見た感想だが、「久しぶりに見た緊張感あふれる戦場映画」というところか。下手すると「シン・レッドライン」以来かもしれない。

戦争映画ではなくて戦場映画、このニュアンスの違いというものがわかるだろうか。

自分は最近の大作戦争映画というものが非常に苦手になってきている。

どうにも「戦争」というものをデフォルメしてまるで絵空事として描くことはまあ「映画」であるからそれはいいとしても、そこに登場する人たちの誰ひとりとも「自分たちは狂っているのだ」ということを自覚していないで、戦争で起き得るすべての出来事を美化する方向にもっていこうとする製作者の意図みたいなものが感じられると辟易してしまうのだと「パールハーバー」とかの映画を批判してみた。

しかし、この「ハートロッカー」に出てくる三人の兵士は三人とも自分たちはアタマがおかしくなっていることを「狂気」と自覚している兵士たちである。それがこの映画を見た上での救いにはなっていた。

彼らにとっての敵は銃口をこちらに向ける兵士ではない。街角のそこらかしこに忽然と現れる爆弾である。あるいはその爆弾をからだに巻きつけている人だ。

そして爆弾処理を遠巻きの見守る街の人々のなかにはその爆弾を仕掛けたものは確実にいるのだという事実が、彼らの中にある「戦場の狂気」に拍車をかけてゆく。

時限爆弾処理中に「もう無駄だから」といって防護服を脱ぎだしたり、酒を飲んでて殴り合いになりエスカートしてしまいにはナイフを相手ののど元に突きつけるのだからまあ見事な狂気っぷりといっていい。


この映画、見終わったあとに「戦争映画」につきものの爽快さというものはまったくなかった。それでいいのだろうと思う。現実のテロというものがそういうものだからだ。

2

昨日の水曜日、実に不愉快な経験をした。不愉快でもあるし、非常に嘆かわしいことだと憂いてもいる。

仙台東部にある某シネコンに「シャッターアイランド」を見に行ったのだが、上映まで時間があったのでスクリーン(シネコンのそれぞれのブースという意味ね)の入り口そばでこの「ハートロッカー」のはなしをしていると、となりにいた二十代とおぼしきカップルの男が「ハートロッカー」をネットのサイトで見たというようなことを得意げにしゃべりだしたのだ。

あのなー、それって違法サイトだろうよ、どう考えてもさ。いや自分が不愉快な気分になったのはそれが「違法サイト」だとかそういうことではない。

その若い男性が連れの女性に対して「ネットでなら公開中の映画でもなんでもタダで見られるボクはスゴいんだよ」というような自慢話風にして堂々と人前でしゃべっていたからだ。しかもシネコンでさ。

百歩は譲る。それが違法サイトであってそれを見るという行為ならばお互いさまだ。自分だって時折そういう違法サイトのお世話になることはある。しかしおじさんはそれがいけないことだという意識はあるわけだし、とてもではないが人前で自慢げに喋ることではないことぐらいは身に沁みている。恥ずかしいことだという意識をもっている。

まるでパクることタダでものを手に入れることがカッコいいことのように浮かれて語るこの若い男(と感心して聞き入っている女)を見て、何かしらひどく嫌な気分になったのだ。パクリが美徳として通じるのなんてそれはアジアの他の国のことでだろう。少なくとも日本にはない。


映画を見たあと、ふたりでその施設内にある魚介類を乗せた日本食がベルトコンベアーで回っているというタイプのファーストフード店に入った。

そこにさっきのふたりがいた。ふと男の箸の持ち方を見て、笑いそうになったのをこらえた。まるで三歳児のような箸の持ち方をしていたからだ。












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Last updated  2010年04月16日 00時15分32秒
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