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カテゴリ:映画・ビデオ・DVD
もう何作目だ?といいたくなる「スコセッシ・デカプリオ」コンビの映画。 ストーリー 外部から完全に隔絶された精神病を病んだ犯罪者を収容する島で起きた謎の女性失踪事件を捜査する目的で送りこまれた捜査官のダニエルズ(デカプリオ)と部下のチャック(マーク・ラファーロ)はその女性患者失踪事件を追跡してゆくうち、この島には大きな秘密があること、そして医者、職員皆がグルになってそれを知られまいとふたりの捜査を妨害していることに気がつく。やがて相棒のチャックも姿を消してしまう。残されたテディはたったひとりでこの島の最後の秘密を暴くために沖にそびえる灯台に向かう。しかしそこで彼を待ち受けていたのは驚愕の事実であった…。 「…かな?」と思ったら案の定そういう結末の映画だった。 いやこれはむしろ映画側の責任もあるのではないのかという気がしてしかたない。 映画開始直前、「脳トレ」だとか「この映画の結末は誰にもいわないでください」みたいな注意書きを読まされると、どうしてもあのシャマランの映画のことを思い出してしまうからだ。 自分は気がつかなかったのだが、一緒にこの映画を見に行った人は「レオ様のセリフで気がついちゃった」といっていた。なんのことかというと、字幕では「FBI」になおされていたが、もともとの(英語の)セリフが「Hoover's-boys」だったからだというのだが。 ほかにもデカプリオのセリフの中や彼の顔あたりに謎を解くヒントはたくさんとあったようなのだ。自分は気がつかなかったが。こういうところはレオ様の追っかけ歴10年を誇るような(しかも英語が耳でわかるというような)人にはかなわない。 自分は、映画の中で時折登場するデカプリオの見た夢なのか幻想なのか区別が判然としないシーンや第三病棟(C病棟)のセットの組み方から、ウンベルト・エーコ原作のあの映画のことを連想してしまっていた。 まあつまり自分もまた一度はだまされた側に立ってしまったということになるのだが。 そういう ある種のダマシの手口が用いられている映画ではあるが、出来自体は非常によいし、このくらいのものならば映画館で金出してみても損をしたという感じもしなかったし、DVDが3000円くらいなら買ってもいいかなと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年04月17日 03時50分06秒
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