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テーマ:最近観た映画。(39887)
カテゴリ:映画・ビデオ・DVD
この映画の主人公のペルセウスは全能の神ゼウスと人間の女性との間に生まれた、混血、つまりハーフである。
ではここでクイズである。もし、美の女神ヴイーナスと人間の男性とのあいだに子供が生まれたらなんと呼ばれるでしょうか?(答えは一番下) さて本題にうつる。この「映画自体」はよく出来ている。100分前後と短くまとめられているせいもあるだろう。ただしやはりどこか何かが物足りなく感じてしまうのだ。やはり3Dを意識しすぎたために本来ならば不可欠なエピソードストーリーをも端折ってしまったせいだろう。 ストーリーについては改めて説明するまでもないと思う。 聖闘士星矢や星座でおなじみのキャラクターたちが登場し活躍するギリシャ・ローマ神話の中のこれまた有名な一編を1981年版に倣ってリメイクしたもの。 まあ、ドラクエとかファイナルファンタジーのルーツというか本家本元でもある。 東京の旧友からこの映画の試写(3D字幕版)を見た感想は聞いていた。 その感想というのが「3D映画は吹替に限る」といった気の抜けたようなものだったのだが。 なんやかやがあって自分が見たのも3Dの字幕ではなくてそれどころか3Dですらない2Dの吹替版に落ち着いたのだが。 というかこれは直前に知ったことなのだが、仙台近郊で3Dでこの「タイタンの戦い」を上映しているのが、仙台のさらに南に位置する空港近くのショッピングモールに併設してあるシネコンたったひとつだけであった。 このリメイク版「タイタンの戦い」であるが、今までのギリシャ神話をモチーフにした映画をイメージするとかなり裏切られるかもしれない。 主人公の神と人間のハーフであるペルセウスの人物造形がそれまでの映画や絵画や彫刻の場合だと「長髪で目鼻立ちのくっきりした」いかにも風だったものだが、この映画のペルセウスは短髪のむさい猿顔で、どうもそういうのが最近のリメイクものの場合の一種の流行のようなのだ。 ただし、登場する女神を演じる女優たちは皆美女揃いなので目の保養にはなりました。 ヘスティア(ビスタ)を演じた女優どこかで見た気がするなと思いあとでパンフを(借りて)みたら「ラ・マン(愛人)」で衝撃のデビューを飾ったジェーン・マーチでした。役との微妙なマッチングがなかなかいい感じでした。 しかしこの映画の中で一番の輝きを放っていたのはアンドロメダを演じたアレクサ・ダヴァロスではなくて、イオ役のジェマ・アータートンでもなくて、アテナ役のイザベラ・マイコでもアフロデイテ(ビーナス)のアグネス・ディーンですらなかった。 魔女メデューサを演じたナタリア・ヴォディアノヴァその人だったと思う。存在自体がエロティシズムというかなんというのか。[註] ちょっとだけだが「そのシーンを見るためにだけでももう一度見に行こうか」という気になっている自分がいる。 [註]誰だったかが「下半身が石になりました…」みたいなことを言っていた。 ジェーン・マーチ/愛人/ラマン(無修正版) 楽天の商品検索を使って「ラ・マン」で検索したらウルトラマン関連商品が沢山出てきました。 【期間限定:あの名作が今だけ1000円!!】タイタンの戦い 特別版 ●【キューピー】マヨネーズ【ハーフ】 400g (T1-60-329) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年04月25日 20時23分32秒
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