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テーマ:TVで観た映画(3874)
カテゴリ:映画・ビデオ・DVD
土曜深夜にテレビでこの映画をやっていたのでなんとなく見てしまった。
今見返すと、主人公のふたり、うた(成海璃子)とワオ(松山ケンイチ)そしてワオの彼女の香音(かのん)を演じている貫地谷しほり。この三人が並ぶとまるっきりDoCoMoが出資した映画かな?という気になる。もちろん関係ないんだが。 前に書いたかもしれないが、自分はこの映画のDVDを持っている。現在旅行中で手元にないのだが。 なんか「おくりびと」とか「のだめ」の効果で今クラッシック音楽がブームらしいが、どうもああいうブームにはどこかあざといものを感じている自分である。 で、この映画「神童」だが、ひとことでいえば非常に地味な映画。 それでも自分がこの映画に惹かれたのは映画全編を通して「音」の処理がよいということ。(それでついDVDも買ってしまったというわけ)無駄な効果音・BGMの類がないのが心地よいのだ。(まあほとんどのシーン、誰か弾いているピアノの音があるからあたりまえのことなんだけれど) 自分はふと思ってしまった。 もしかして、最近の映画(特に邦画)の音の使い方がちょっと酷いことになっているのは、(もしかするとだ)それは、作る側に「サントラ盤を出すためにも多くの楽曲を使わなければ」というような無言の圧力がかかっているからかもしれない というようなことを。 ストーリー 幼い頃から「神童」と呼ばれていたピアノの天才少女、うた。彼女は指を保護するために球技を禁止され、常に手袋を着用するという生活を強いられていた。しかし膨らむのは大人の期待ばかりで「自分が本当にピアノが好きなのか?」ということさえ分からない。逆にワオは音大を目指す浪人生。次の試験に落ちればピアニストをあきらめなければいけない。そんな二人がちょっとした出来事で出会い、うたはワオにピアノを教えるようになり…。 ウィキペディア「神童(映画)」より 送料無料!!【DVD】神童/成海璃子/松山ケンイチ 当然この映画のサントラCDも出ているが、DVD持ちの自分としてはまったく買う気が起きない。これが良いサントラであることは曲目を見て保証いたします。 以前別のブログに書いた記事(一部) 特にどこが素晴らしいというような内容というのではないが、自分はこの映画に吸い込まれた。こういう日本映画に出会うの実に久しぶりのような気がした。 この映画の良いところをひとつ挙げるとすればそれは「音」がよいことだ。 以前このブログで文句を言ったことがあるが、最近の日本映画、何故か俳優のセリフを含めて「音の録り方」が極端に悪くなっている。 原因のひとつとしては、制作予算の関係で「アフレコ」のシステムではなくて、現場で俳優のセリフも一緒に録音してしまう「シンクロ」が一般的になってしまったことが大きいといわれているが。 この映画の描いているもの、それは「音」である。 音を描くというのも変だけど お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年05月03日 01時13分37秒
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