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2010年05月12日
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映画「ゴールデンスランバー」では晴子(竹内結子)の夫というストーリーにはほとんどからまない地味な役に納まっていたが、大森南朋(おおもり・なお)は過去に伊坂幸太郎原作映画に二度「チルドレン」と「フィッシュストーリー」で主演級の出演をしている。

伊坂幸太郎の小説の好きな知り合い(もう8年も顔を合わせていないのだが)に言わせると「伊坂幸太郎の小説を読んでると、なぜかコイツの顔を登場人物に当てはめたくなる、そういう存在」なのだそうだ。

最近になってその友人の言葉もうなずけた。

伊坂の「あるキング」を読んだときのことだ。主人公 山田王求(山田球ではない、『やまだ・おうく』と読む)の父親の顔が、自分の脳内映像世界では、この大森南朋の顔になっていたからだ。

自分が小説の『チルドレン』を読んだのは、映画を見て、そのあとになってからなのでここでは映画のことだけを書くとする。

この映画なかなか面白かった。しかしこの映画の魅力、それは主役ふたりをさし置いてこんなことを言うのもなんなんだが、結局のところ、「美春」を演じた小西真奈美につきると思うのだがどうだろう。

わたしらおじさん年代にはやたら人気の高い女優のひとりで、知り合いの40代(妻子持ちである)の男は酒の席で好きな女優を聞かれて彼女の名前を出して「コニたんと付き合いたい。マジで付き合いたい」と真剣な面持ちで答えていた。


この映画は、未成年による軽犯罪、万引きというものを題材にしている。

これはだいぶ前のことだが、自分もまた子供の万引きに悩まされるビデオ店の店長だった。その当時のその子供達との暗闘というものについてはいくらでも語れるし、でも語りたくはないという複雑な気持ちを今でも抱えている。

その中の何人かとは、その後(つまり彼らが成人してからということだが)別のところで交流があったりするのだから狭い町というのはつくづく厄介なものだなと感じたこともあった。

この映画を見てて自分は相当にグサッという感じでやられるところが多かった。

そして、そういう過去を持つ自分にとって救いだったのは美幸の叔父青木良平(長谷川初範)の存在である。

武藤と良平が夜遅くのシャッターの閉じた店が並ぶ商店街を並んで歩くシーンは繰り返し繰り返し何度も見てしまった。

このシーンのロケ地は横浜の横浜橋通商店街というかなり歴史のあるアーケード街である。自分は10代の終わりから二十歳になる直前のほんの一時期をこの近くで居候生活をしていたことがある。

だから、そのころとまったく同じ構えの店がチラリと写るだけで、自分はなにかこう今まで忘れていたものがよみがえって、胸が締め付けられる気分になるのだった。まあ感傷ですがね。

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映画の中の大森南朋(陣内)の口にしたセリフで印象的なものをひとつ。

「英語で子供はチャイルドだけど、複数形はチルドレン。つまり子供はひとりのときと複数のときはまったく別の存在なんだ」

うーん このセリフをある人に聞かせてやりたくなった。
もちろん磯野貴理にではない。



 ストーリー 主人公のふたり武藤(坂口憲二)と陣内(大森南朋)は家裁の調査官で、さまざまな問題を起こした子供達と面接をしたりその背景といったものを調査するのが仕事である。偶然にふたりは強盗に占拠された銀行で人質となってしまう。映画はそこからはじまる。武藤は同じく人質になった美しい女性、青木美春(小西真奈美)に魅せられて彼女の勤める書店に足しげく通うようになる。その美春の働く本屋は子供達の万引きが多発している。その理由は美春が万引きを目撃してもそのまま見逃すからだった。美春には人に言えない過去があり、それが彼女を苛めていたのだ。武藤のところには新しい「客」として木原志朗(三浦春馬)という風変わりな少年が連れられてくる。史朗と史朗の父親、周五郎(國村隼)と面談をした武藤はこの親子のあいだに流れているぎこちない空気を感じるものの、それが何故なのかはつかめずにいた。





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Last updated  2010年05月13日 02時41分28秒
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