メーカー名は出せないがＵＳＢケーブルだけを繋いでで使う小型スピーカー（5×5×5程度）

と

このふたつの聴き較べをしてみた。画像の上にマウスポインタを合わせると画像のタイトルが出てくるが御容赦ください。

基本となるＰＣのシステムだが、デスクトップ（DELL GX60 OPTIPLEX WINXP）とノートＰＣ（DELL　VOSTRO 1510）の二種類を用意した。

で計四通りの組み合わせで聞き比べてみたのだ。

さらに（小型ＵＳＢスピーカーと従来型の）比較のためにと、ハーマン・カードンのＰＣスピーカー（品番不明アナログ 1999年にDELL DIMENSION-Vシリーズをセット購入したときに付属していたもの）を用意。

これである。

改めて気づいたのは、このハーマンカードンのスピーカーセットの音の良さであった。
もう10年以上も前のＰＣスピーカーなのだが、音質では最新の小型ＵＳＢスピーカーを圧倒している。

それは仕方がない。第一に出力が違いすぎる。それを比べるのが今回の目的ではない。

そもそも、何故スピーカーをＵＳＢで繋いで使う人がいるのか。もちろん電源はＵＳＢのほうが簡単便利で余計なコンセントを使わずに済むことが挙げられる。

すると今度は、ＵＳＢ電源と音声信号の二系統の結線をするより「どうせならひとつにまとめたほうが便利じゃない？」ということになって、そして「音声信号も電源もＵＳＢから」の「完全ＵＳＢスピーカー」が登場するというそういう流れなんだろうと想像した。

ではこれが本当に便利かというと、結果からいうと疑問符がつく。

このクラス（軽い！）のＵＳＢスピーカーには当然ミニピン出力はついていない。

すると、スピーカーとヘッドフォンの使い分けが難しくなる。

切り替えの手間が必要になる。

ヘッドホンをつかうために、わざわざ本体のサウンドのシステムの切替をしなければならなくなる。これが結構面倒。

スタート→コントロールパネル→サウンドとオーディオディバイスを選択
タスクバー右側にスピーカーのアイコンが出ている場合は右クリックから。
ＵＳＢスピーカーを使用しているとここが「ＵＳＢディバイス」になっているので
これを「既存のディバイス」に戻さないとミニピンのヘッドホンは使えない

この使いづらさを根本から解決の方法がひとつある。

ヘッドホンもまたＵＳＢタイプにすることだ。


この二種類のＵＳＢスピーカーを聞き比べた結果である。

聞き比べのための音源は、以下の６枚の音楽ＣＤとＭＰ３化したいくつかのファイルを用意した。

ＣＤ
　ゴールデンスランバー（サントラ）／斉藤和義
　情熱と冷静の間／エンヤ<ベスト>
　ＬＣ／ドゥルッティ・コラム
　リフレクションズオブパッション／ヤニー
　捨てられて…／長山洋子
　ＴＷＯ／松浦亜弥

ＭＰ３ファイル化したもの

モーツアルト組曲41番第四楽章／イタリア協奏曲971第一楽章／ジムノベティ／展覧会の絵（ラベル編曲）／組曲「海」、子供の領分、ベルガマスク（ドビュッシー）／その他いろいろ

ＣＤのタイトル、アーチストを見て「えー」となる人がいるかもしれん。


これらは別に意図があって選んだのではなくて、たまたま側（そば）にあったものの中から適当に選んだから。

もちろんアルバムの頭から最後まで全曲フルで聴くことはしない。

曲を決めて、ＵＳＢのケーブルを差したり抜いたりして、曲の出だし10数秒を聞き比べる方法。

ファイルは「classic」のフォルダーにまとめてライブラリーになっていたから。

全体的な印象から言う。
ともにギリギリ使えるレベルであった。

左のほうが音は良い（良く聞こえた）。右のはスペック以上（左と同等）の出力が感じられたが音質的にはイマイチ。特に人間の歌う声についていえば、上の圧勝である。

しかし、使い易さでいうと右のほうが使い勝手が良いだろう。

まず左のは軽すぎてケーブル類がちょっと引っ張られただけで、ちょいちょい向きが変わるのが気になってしかたがなかったのだ。右のは、わりとデスクの上にピタりと吸い付く感じがして安定感がある。

「ピュアＵＳＢスピーカー」というと一般的にはノートＰＣ向きと思われるが案外そうでもないようだ。
高さが５センチ程度だと、液晶17インチモニターの下にすっぽりと収まるので、ノートＰＣのストレージ（キーボードの横幅）より出ない。結果ノートＰＣよりも机上（横幅）を取らないという利点も発見できた。


総合的な評価としては

「ＵＳＢヘッドホンを使っている人には勧められるが、でない人には絶対に向かないだろう。使い続けているとイライラしてくるのではないだろうか。

値段は左が2000円くらいで、右が1800円程度。ともに大型量販店によくあるものだし、通販でも同程度の価格設定だった（送料別）。

「価格.com」でなら「パソコン」→「ＰＣスピーカー」
　　　　　　　　　　↓
「2ch」と「2500円以下」ですぐに出てくる。

写真を見比べてお好きな方をお選びください。

左が「音質重視」、そして右は「使い易さ重視」である。

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ゴールデンスランバー～オリジナルサウンドトラック～

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　【中古】CD　フォー・ラヴァーズ～「冷静と情熱のあいだ」テーマ曲集/エンヤ　※現在廃盤扱い

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L.C./Durutti Column　※現在廃盤

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Yanni　ヤニー / Reflections Of Passion 輸入盤 【CD】
日本では今ひとつ人気が出ないが、アメリカヨーロッパでは絶大な人気を誇るギリシャ出身のマルチキーボードプレーヤーソングライター。同じギリシャ出身ってことでどうしてもヴァンゲリスのパチもんくさい感じがするのがいかんのかのう。

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【中古】【CD】捨てられて／長山洋子
演歌転向初シングル「捨てられて」を含むオリジナルアルバム。このシングルヒット曲以外は「真夜中のギター」「白い蝶のサンバ」といった60年代ポップスが並んでいて全然演歌っぽくない。そこがいい。

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t.w.o.／松浦亜弥
松浦亜弥のセカンドアルバム。（タイトルがそのままだが）
これ、以前書いたことがあるはずだが、もう10年近くも前のことだったか、北千住のあたりを自転車を押す友人とダラダラ喋りながらあるっていると、止めてあったバンの中からキンキラの物体が飛びでてきた。それは「プリンセスあやや」というキャラを演じていたアラビア風の衣装をまとった松浦亜弥だったのだ。こっちもびっくりしたがむこうもそうだったようで、「あっ、すいませんすいません」を繰り返すとスタッフに抱えられるようにして走り去っていった。残されたこっちはしばし呆然として立ちすくんだままになった。