東京にいる友人知り合いから頼みごとをされることがよくある。
まあ大概が食い物がらみだ。
「◎◎の笹かまを送ってちょうだい」とか、通販されてないモノをかわりに買って送って欲しい、みたいな。

逆に自分も東京にいなければ出来ないことをよく頼んだりする。まあ立場はお互い様である。

最近知り合いから頼まれごとをされた。

それは「ゴールデンスランバーのDVDの【宮城県限定版】を買って欲しい」だ。

ずいぶんと熱心だなぁと思う。もちろん、自分はこの【宮城限定版】というものがあることは相当前から知っていた。だがなんていうのだろう。この限定版を買うつもりはまったくなかった。

というか、この「ゴールデンスランバー」のDVDを発売日にすぐ買うかどうかも決めかねていた。

ここでも書いたことだけれど、自分はこの映画を都合４度も見ている。この映画の内容に関してならば特にくさすこともなく、DVDもお薦めしたいくらい。（というか某通販サイトでレビューを書いていたりするのだが）

が、あえて急いで買うものでもないだろうと思っていたのもまた事実。もうこれは昔ビデオレンタルの仕事をしていたが故の一種の反動である。

それで、宮城県内のお店でゴールデンスランバーのDVD（ブルーレイソフト）を買うともれなくついてくる「～青柳容疑者　仙台逃走ルートのすべて～中村監督と仙台市民はいかにして堺雅人を逃がしたのか」というスペシャルDVD（ブルーレイはない）だが、中身を知ってちょっとどころか相当に心が揺れた。

http://www.amuse-s-e.co.jp/movie/news/index.php#news535
http://www.amuse-s-e.co.jp/gs/pop.html
「うまいなぁ」と素直に感心してしまった。映画を見たときに自分も深く考えてしまった主人公青柳の逃走の経路を、撮影した順番ではなくて、時系列・ストーリー順に組み換えて「逃走劇」として再現しているのだ。

これは欲しくなった。「いずれあとから」なんて悠長なことはいってられなくなった。

というか自分も後押しされるようなカタチだが、発売当日の６日には仙台市内のどこかの店でこのDVDとブルーレイを買おうと決めた。