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テーマ:DVD映画鑑賞(14128)
カテゴリ:映画・ビデオ・DVD
でゴールデンスランバーのDVDを買った。
見始めると不思議なくらいこの映画を劇場で見たときのことが鮮やかに蘇ってきた。 自分は最初の一回目こそひとりで見に行っているが、二回目以降四回目まで都合三回はいわゆる映画デート状態だった。その三回のことが一気に思い出として蘇ってきたのだ。 自分がこの映画を四度も楽しくというか興味深く見られたのにはいくつも理由がある。 一番大きな理由は面白い映画だったということ。それにつきるだろう。 二番目が御当地仙台を舞台にした映画だったことだ。これも間違いない。まあ自分が生活しているその場所がごく普通に映画の中に出てくる。「おお、よくみりゃここ○○ちゃんの住んでるマンションじゃん!」みたいな新しい発見が楽しかったのだ。(注:○○の中に小梅は入りません) また、映画そのものではないが、この映画を見た人の映画に対する印象が違いすぎていて面白かったというのもあったと思う。 一緒に見に行った相手の反応が、まったくといっていいくらい違っていたのだ。 二度目のときのことだった。爆破炎上した森田所有の乗用車について一緒に見に行った女性が映画後に「でもなんで(VW)ゴルフIIはわかるとしてもCLiなんだろ?」みたいな疑問を口にしたのだ。 自分はむしろ「何故ゴルフIIのCLiだといけないんだろう?」という疑問が浮かんだのだが(笑) 彼女のいうところでは「あの爆発したゴルフはあとから出てくるカローラと対比させるために車種を考えて選んでいるハズなのに、なぜCLiになったのかそれがわからない。選んでなら見た目で古いとわかるゴルフ(19)か、むしろシロッコのほうでしょうここやっぱり」ということらしい。 なるほど。言われて自分もなんとなく彼女の言い分が理解できた。ようするに「カローラとの対照として登場させたとすれば、(91年発売のワーゲンゴルフIIのCLiでは)中途半端な選択だなぁ」ということ。 でもどうなんだろうね。本当にあの爆破炎上した森田のゴルフは後から登場する黄色いカローラと対比させるために選ばれての登場なのだろうか。 なんか森田(吉岡秀隆)が長年苦しめられていた借金から解放されて「でもどうせオレの命はもう長くないんだろうな…」みたいな悪い予感があった森田が後先のことを考えずについ買っちゃったものとして、その象徴がゴルフなのではないのか、ぐらいには捉えたのだけれども。 それよりもたかだか映画に出てくるクルマの車種でそこまで考える人間がいることのほうが自分には新鮮な体験だった。しかもそれが女性だということも含めて。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年08月07日 09時09分15秒
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