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一大ブームとなった「食べるラー油」の誕生秘話を映画化
http://www.hollywood-ch.com/news/10091702.html?cut_page=1 自分はこの「食べるラー油」ブームというものに対してはひとつ危惧のようなものを抱いていた。 いずれどこかとどこかが製法を巡って争うというような事態になるのではないかというような危惧の予感がしていたのだ。 いまのところそういう話は耳に届いていないが、これはいづれどこかで必ず起きます。 さて、日本で「ラー油」の存在がいっきにポビュラーになった出来事はというと、なんといっても日清のインスタントラーメン「出前一丁」が薬味としてつけたことだろう。 記憶を辿ると、自分はこの出前一丁が好きではなかったようだ。とにかく食べた記憶がものすごく薄いのだ。 例の「石垣島ラー油」にはじまる「ラー油ブーム」のときに感じたことで、このブログでも書いたことだが、「ラー油がブームになる」ということは、それだけ日本人の口にする食材がどんどん乏しくなり、それにつれて味覚自体が少しづつだが麻痺してきているということの証でもある。 本来ならばこのラー油をどうやって食べるかということが主題にならなければならないはずなのにそんなはなしをきいたことがないのだ。 聞くのは「どこのが旨い」とか「品薄の人気商品を確実に入手する方法」だとかラー油本来の使われ方とははずれたところばかりである。 美味しい食べ方を話題にするとみなが一瞬「?」という顔になり、いくら聞いても「ご飯にのせてとか…」と同じような答えしかかえってこない。こういうのをね「単一化」というのよ。 人気商品の品薄はいろいろなところでいろいろな悲喜劇をもたらしているようだ。 一瓶のラー油を巡ってスーパーで買い物客同士が乱闘したというウソのようなはなしも耳にしている。(というかこれはつくり話だろうな) さてラー油ブームの火付け役ともいうべき「石垣島ラー油」誕生秘話が本になって、そしてこの度映画されるという。 この本を巡って通販市場でも悲劇がおきている。 これはその某通販サイトの「本」のレビューである。 某ってのもあからさまだな。楽天市場です。 ペンギン夫婦がつくった石垣島ラー油のはなし レビューの評価が非常に低いが、その理由を知りたい方はレビューを全件見てほしい。 それこそ「ウソみたいなはなし」になっていて、それがこの本の評価を下げているのだ、 まあ映画にするのであれば、この悲劇の二の舞を防ぐべく事前に手を打って、タイトルに「映画です」の一文をつけくわえることを進言する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年09月18日 11時30分33秒
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