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テーマ:2ちゃんねるについて(233)
カテゴリ:PC・ネット・携帯
2ちゃんねる壊滅? サーバー会社は余裕のプレスリリース
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/20110106_418138.html ビッグサーバーによるプレスリリース http://www.maido3.com/server/news/20110106_2.html (諸事情によりリンクいたしません) ITメディアニュースによるこの事件の解説記事(ちょっと難しい内容になってます) http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1101/07/news023.html 前にも書いたことだが、インターネットサービスの会社やプロバイダ各社にとって「2ちゃんねる」は痛し痒しの存在である。 ないほうが望ましいかというとそういうことでもなくて、現実「2ちゃんねる」に書き込めないプロバイダはそれが理由で顧客が減るからである。 で、先日起きたこの「2ちゃんねる崩壊危機(?)」であるが、なんていうのだろうか、自分は経緯のようなものを知者に教えられて、醒めた目でしかこの事件のことは見ていなかったと思う。 しかし、(自分の周囲にも)このような「事件」が起きると溜飲を下げるという人も多いから事は複雑である。 そんな知り合いのひとりからはからは「なんか自演っぽいんだよね」というような感想が漏れてきている。 まあそういう感じでこの騒動を捉えている人も多かろうと思う。 中にはグルーポンが絡んだ「バードカフェお節騒動」と、その周辺人物・人脈的繋がりを根拠にして、まるでユダヤ資本による「陰謀論」の証拠をみつけたかのように高揚して語っているネットオカルトの人も目に付くようだが。 かつて2ちゃんねるの「オカルト板」と「経営板」に個人攻撃のスレッドを立てられた自分としてはここはもう笑うしかないのか。 なんていうのか…「これって要するに運営サイドの怠慢が産んだある種の自業自得なんじゃねぇのか」と自分は思うだけだからだ。 なんでこんなことになったかを自分なりにわかりやすく解説すると「誰も最終的な責任をとらなくてもいい」というような「なあなあな組織」が、結局このように長年放置されてしまうようなCGI(read.cgi)が存在しても誰もなんとも思わなかったということだろうし、それが原因でパスがだだ漏れになる危険があるのにもかかわらず誰も手をつけようともしなかったから、ということになるんだろう。 実際、本当の原因というものを探ってゆくと、そこらあたりの組織論になってしまうのではなかろうか。 言い方を変えれば、「学生ベンチャービジネス」なんかにありがちな成長したときに陥りやすいエアポケットに嵌ってしまったと言えるのかもしれない。 さらに厳しい言い方をすると、技術的にも経営的にもほとんど成長していなかったということを計らずも暴露してしまったということになるんだろう。 さてさて、自分なんかが思うこととは、2ちゃんねるそのものもだが、この騒動が起きた時の対応というものが、どこもかもが異様すぎるくらいに過敏だったことのほうかもしれない。 これらメディアの報道もそうなのだが、まるで腫れ物にでも触るかのようなオドオド感がどことなく漂っていることもそうだ。 本来ならば問題なのはこっち側の、いわば「2ちゃん依存」の体質というものなんだろうな。きっと。それは当然個人もだし、企業にも当てはまる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年01月09日 14時04分16秒
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