カテゴリ:家族の話
いろいろ書きたいことがたくさんある。頭ん中にはぐるぐる渦巻いてる。消化できずに、ずっと残ってる。不思議な体験や暗い話が嫌な方はスルーしてください。
1ヶ月前、岩手の私の祖父が亡くなった。まぁ歳も80歳越えてるから仕方ないと言えば仕方ないけど…。この喪失感はなんだろう…でかすぎる。 実家を離れ、結婚して、二人の義理の母、父を看取ったわけだが、やはり悲しさの度合いが違う。(義理の父母は、私の祖父と同じくらいの歳です。歳の差夫婦&私長子で旦那がホントは5番目の子らしいせいで、自分の母と同じ歳の義姉もいる…) 仕事場で、同じ歳の余所のおじいちゃんにGWの連休前に 「じゃ、またね!GW終わったらですね!」と交わした約束。この約束は、自分のおじいちゃんが亡くなった後も実現したわけで…。この1ヶ月会うたびにGW前に戻りたいなぁとか思ってしまう。 とってもいいおじいちゃんで、お掃除や洗濯、マメだった。筆で書くきれいな字が好きだった。仕事人間だった。よく働く人だった。 電気やをしていたというか今も頼まれれば修理やらしていたのだが、なんと2日前に全部の仕事を終えていた。流石としか言えない。どこを見てもきれいにしてある。(なんで、私は体系から性格から血液型等おばあちゃんのDNAをもらったんだろう…)尊敬するに値する人だった。 私は、初孫だったんで、それはそれは大事にしてもらった。一緒に住んでないけど、0歳から共稼ぎの親に代わり育ててくれた。そして、私が大きくなっても泊まりに行ったり(実家がいづらいせいか?!)、20歳過ぎても学校まで送ってくれたりしてもらった。 突然2日に危篤の知らせをもらった。残業で夜になってから連絡をもらった私は焦った。 不思議なことに慌ててる私の側に暖かいものが感じられた。 声は聞こえないのだが、なぜか、心の中に 「明日まで大丈夫だから、待ってるから」と伝わってきた。 びっくりしたけど、旦那に「決めた!明日まで大丈夫っていうから明日新幹線で行くよ!」と告げて寝てしまった。 そして、子供2人を連れてGWの激混みの中新幹線に乗り込んだ。 (次男は知らない人からガムもらって食ってた…流石だ)親切な人のおかげで座れたので、親にメールを打った。 岩手山がはっきり見えてきたらなぜか携帯の電源が切れたように画面が真っ暗になってしまう。同時にそばに昨晩メッセージが聞こえた時みたく暖かいものを感じた。なんか大きな風船みたいなピンクのような暖かさがあった。 だから、あ、おじいちゃんまだ頑張っててくれてるんだと感じた。 盛岡に着く前に親から電話があったら携帯が直ったのでメールをした。 後から聞いた話では、「もうすぐ盛岡着くよ」とメールしたら、なんと病室のおじいちゃんの脈が戻ったそうです。 残念なことに生きているうちには会えませんでした。あとちょっとでした。もちろん、間に合ったとしても痛み止めなど打っているので意識は無かったんですが…。 2日に咳が止まらず、吐血してしまい、自分で下着を交換、洗濯して、通院したそうです。おじいちゃんははっきりと受け答えするのに、叔父はDRから呼ばれ、「みんな呼んでおいた方がよい」とかなり悪い病状を知らされ驚いたそうです。 なんでも肺が硬くなる病気らしいです。 運転もして、畑仕事へ行ったり、電気やの仕事もしていたおじいちゃん。ホント大好きな車で事故しなくて良かったね。新車にして喜んで乗って1ヶ月のことでした。 私の父に「今年は一緒に畑仕事できないかも」と予言めいたことを言っていたそうですが、人間って死ぬ前に片付けたり、色々感じたりできるのかもしれないなぁ。(義理の父も息子全員集まった日曜に逝ってしまいましたからねぇ。) 毎年、こいのぼりなんでしないのに、なぜか今年は玄関の柱に、こいのぼりをつけていてくれました。不思議ですね。うちのちびちゃん達しか該当する年齢の子がいないのに、来るのを分かって用意してくれたのかなぁ。 で、岩手らしく座敷わらしを見ました! おじいちゃんちで亡くなった翌日、朝ごはんを食べていたら、庭を6歳くらいの黒い服と短パンの男の子が走って行きました!びっくりです。次男だと思い部屋を見たら、次男がいました…。 翌日、やはり朝に今度は母が白い服を着たやはり同じくらいの子供が歩いてるのを見たそうです。(彼女、何度も死にかけているんで、こんなの見ても動じません) 3日目、見張って朝ごはん食べてましたが、見えませんでした。私、こんなんはっきり見たのは初めてですよ。 いや、たまに見えるというか先のことがちょっとだけ分かるんで、周囲に言って不思議ちゃんキャラと思われたら嫌なんだけど…。予知のときは、頭のスクリーンに見えるだけど、今回の座敷わらしくんはダイレクトに自分の目で見えました。 葬儀がGW中に終わり、帰宅した後1回だけあの暖かい感じがしました。もうすぐ49日かぁ。ホントにいなくなるんだなぁと夢でいいから会えないかなぁと思ってます。 (3日に亡くなり、みんなが集まりやすいように、みんなに仕事や学校を休ませないようにしてくれたんだったら流石おじいちゃんだなぁ) 最近、年取ったせいか、おじいちゃん一人でも、旦那の親一人でも居なかったら、ここにいる私、子供達も居なかったのかぁと思いしみじみしてます。ご先祖さま一人居なかったら…。うーん不思議ですね。 おじいちゃん、ありがとうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月06日 02時30分01秒
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