秋葉の街のオタクマスター

レンタルサーバを借りてのブログを検討している、秋葉原愛好家です。

この漫画を読むたびに書いている気がするけど、同じ素材を使っても調理によって味付けが変わる代表例ですね。

「高杉さん家のおべんとう」と「よつばと！」は、基本設定は似ているのに、作風は１８０度違います。

聖戦士ダンバインと魔法騎士レイアースより違う。

海のトリトンと海底人類アンチョビーくらい違う。

じゅうぶんに大人な年齢の男性が、うんと年下の女の子と、ひょんなことから同居することになった・・・という点は同じですが、それ以外は別物です。
（同様の作品に「うさぎドロップ」があるそうですが、こちらは未読）

で、５巻。

別物巻がさらに増しました。

温巳（はるみ）に「ラブコメ男」と言ってやりたくなります。
（元ネタは安永航一郎の県立地球防衛軍）

「よつばと！」には絶無に等しい恋愛要素が、前巻比で２割増しです。

ま、温巳（はるみ）はラブコメモードに入ったことを、気づいていないんですけどね。

あと御手洗先生の謝恩会。

いい味のサブキャラでしたから、番外編的なお話と思いきや。

意外なキャラ同士の新たな人間関係が明らかになって、ちょっとサプライズなお話もあり。

物語だからこその偶然と言えなくもないですが、でも、長年人間やっていると、こういう偶然が荒唐無稽とは思えないものです。

いや、ほんと、人間ってどこでどうつながっているか、分からないものですよ。

そんな５巻ですが、ささくれだった心をなだめてくれるような、ハートフルという単語が相変わらずよく似合う。

そして、この巻で久留里（くるり）も中学卒業。

次の巻からは、ボヤッキーの好きな女子高生ですよww

この巻でも新しい表情が増え（「いー」とか）、だんだん成長していきますが、超個人的には、久留里の高校の制服がセーラー服かどうかが気になっていたりしますwww


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