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カテゴリ:文化芸術
オタクには車好きが多い気がしている、秋葉原愛好家です。
黄金週間、あんまりゆっくりできなかった私ですが、とある車のイベントには出てきました。 チンクエチェントのツインエア(※1)をボフボフ鳴らしながら、山道を抜けた先の会場には、アルファとプジョーとルノーとミニとロータスと・・・といった具合。 ランチアのテーマだのロータスエクシージ(?)だのとマニアな車が並ぶおかげで、わがチンクが何の変哲もない小型車に見えます。 中でも私が注目したのが、プジョー406クーペ。 ピニンファリーナの手になるそのデザインは、出色の姿。 ・・・と、ここで406クーペの画像検索をしてみた方。 ひょっとして「?意外とふつーの形じゃん」とか思われました? たしかに406クーペ、奇をてらった造詣は見当たりません。 そして、そこがすごいのですよ。 ごく当たり前の姿をしていながら、ありとあらゆる面と線が、まったく無理なく自然にごまかしなくつながっているのです。 だから、どこからどう見ても、視覚に違和感を感じさせず、そこに美が生まれるのです。 フェラーリ458やアルファGTVのような大胆な造詣ならともかく、このような控えめにかっこいいデザインは日本は得意だと思ってるのですが・・・ 同じ路線で対抗できるのは、マツダのユーノス500くらいですかね。 406クーペに限らず、この日集まった外車を見ていると、どうして日本の車がもっとかっこよくならないのか、残念に思えてしまいます。 (特にトヨタとホンダ!) 日本の車メーカーは、いまだにデザインの優先度が低いのでしょうか。 日産のジュークのような野心的な製品もあるのが、救いですが・・・ 余談ですが、同じ意見を見たことがありますが、フェラーリ458って、エヴァっぽいスタイルですよね。 ※1 軽自動車でさえ4気筒がめずらしくないご時世に、たった2気筒のエンジン。 なので、現代の自動車にあるまじき、クラシックカーみたいな音がするのです。 まあ、バイクのりなら、逆に気に入るかも?です。 フェラーリと鉄瓶 (PHP文庫) (文庫) / 奥山清行 エンツォ・フェラーリをデザインした奥山清行さんの著書 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年05月08日 23時09分04秒
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