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テーマ:アニメ!!(3880)
カテゴリ:アニメ・ゲーム・コミック
第5世代戦闘機と聞くと第4世代型(中略)エクセリオンを連想する、秋葉原愛好家です。
(しかし、ほんとにF35って間に合うんですかねぇ) 「リメイクってのはこうやるんだよ!わかった、実写版のスタッフさんよ!!」という監督の声が、画面から聞こえてくるようです。 宇宙戦艦ヤマト2199。 古いアニメの現代翻訳として、かなりの高得点でしょう。 宇宙戦艦ヤマトといえば、日本のアニメーション史上の古典であり、その歴史において避けることはできない作品。 逆に、古典であり、歴史であるから、「昔のアニメだから」という但し書き無しで観た場合には、時代にそぐわない面もたんとあります。 といって、その古臭いところを取り去れば、それはヤマトとは名ばかりの別の作品になってしまう。 古い点をどこまで残しどこを消すか、難しい勘所の、そうとうよい点をついてきました。 キャラクターデザインは、特にご老体はおおむね昔のテイストを残しつつ、変えるべきは変えてあります。 旧作当時の日本人の西洋コンプレックスをだだもれにしたような黄色い髪(金髪?)の森雪は、栗色くらいにおさえてあるし。 島大介は、ちと変わり過ぎかも?ですが、作品が流れると、意外に違和感がないんですよね。 戦闘機のコクピットにタッチパネルが採用される昨今、あえてレトロなメカもよし。 音楽、効果音も基本、旧作を踏襲してて好感。 女性キャラが増えたのは、機動戦艦の艦長を女性が務めるようになって10年がとうに過ぎている現在、自然の流れでしょう。 萌えキャラっぽい娘がいるのが気になる人もいるでしょうが、なーに旧作の森雪だって、私の記憶が確かなら、セクシー担当みたいなところもあったし、こういう受け狙いもあってのヤマトですよ。 やっぱりヤマトは大人のSFアニメですね。 ただし、SFはScience FictionではなくSpace Fantasy。 たった一隻の戦艦の活躍で、圧倒的に不利な戦況が覆るのですから、これをファンタジーと言わずしてなんとしますか。 剣と魔法の変わりに、宇宙戦艦と波動砲で戦うファンタジーですよ。 そこが分からない、精神年齢の子供な方に見せないほうがいいでしょう。 なしょなりずむっぽいものを刺激されるのか、このヤマトをネタに、どういうわけか現実世界の軍事を語りはじめますから。 基本、荒唐無稽なホラを大真面目にやるヤマトを使って現実に説教するのは、ラブプラスのキャラと現実の女の子を比べて文句を言うくらい痛いよなぁ。 思考の遊びとして現実になぞらえるのは面白いけど、他人にお説教する道具にしちゃいけません。 そういうことをしない大人のためのアニメとして、なかなかの完成度ですヤマト2199。 続きが楽しみです。 【送料無料】宇宙戦艦ヤマト2199 1【Blu-ray】 【送料無料】宇宙戦艦ヤマト2199 2【Blu-ray】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年05月29日 23時01分39秒
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