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カテゴリ:四角いものから
ラフマニノフ聞き比べようと動画を探していたら自作自演作品を見つけた。力強くてなかなかにいい感じ。昔は作曲者と聞く者の距離がこんなに近かったのか、聞くといったら生演奏を聞けていたのかと羨ましくなる。共産主義革命前夜のロシアは音楽もだけど、バレエに文学も素晴らしい。偉大な国だったのだ。
そうだ、じゃあ図書館に行ってドストエフスキー「悪霊」も借りてこよう。 あの「土台をゆすぶる」という組織の顛末を読もう。 「社会とあらゆるものの本源を解体させ、あらゆる人々に自信を失わせ、あらゆるものを混沌に陥れるため」「そうしてぐらぐらになった社会が、すっかり病的になってぐったりと元気をなくし」を目指した連中の話だ。縋るものも頼るもの全てを潰した奴等が、我先にの人々の前に分かりやすいシナリオをぶら下げ、走らせ、社会を蹂躙させる。その上で弱った社会に襲い掛かる機を狙うのだ。扉のルカ伝とタイトルの悪霊の意味はこれだったのかと感慨深かった。 うん、あれがいい。 今帰って来たところ。 脚立を3段上ってようやく手の届くところにあった。大変だったよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月25日 12時46分47秒
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