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カテゴリ:東京で
この間の夜になって急にみぞれになった日と、今日の晴天の空を見比べて分かったことがある。
それは木の枝が空に滲むようであるかどうかなのだ。 厚ぼったい薄らぼんやり雲が多くて寒いと、もう昼から空は微かに赤味がかっている。落葉樹のむき出しの細い枝などは背景の空に実にしっくりしてしまう。溶け出すようだ。これが暮れともなると、夕焼けとこのあたりのオレンジ色の街灯がまたいい塩梅に馴む。すると木の枝の茶色もハッサムのボストン公園の絵のように染み出してくるわけだ。 晴れた日は枝の輪郭もくっきりしている。 成程。 これが夜に天気が崩れるかどうかのポイントなのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月05日 19時22分48秒
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