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国境なき うずら団

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2010年08月22日
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 寝坊して「すまないねえ」と、うずこの皆さんのお部屋を開ける。

 シフォン改め、愛くるちぃぽん@うずらはちょっと怒っている。「まずは出せ出せ!」と巣箱に体当たりしたり、水入れに乗り上げはじめる。

 やっと外に出るるとまず「主張」する。
 PP! PP!と短く鳴いているからこれは確実に主張だ。

 最初はだいたい「砂!」と。

 それからニンゲンが気が付くまで根気強く「葉っぱ」ないし「練り餌」ないし「水」「穀物」をジェスチャーして周る。最初、ニンゲンが何か他の作業をしながらの場合は服の裾を引っ張っる。それからぺっと胃液を吐いて「私はこれが欲しいの」と嘴をこすり合わせてみたり、上を向いてむにゃむにゃしてみたり、口をあけてみたり、こぼれ餌を探して地面を一生懸命突いてみたり、該当の餌入れを嘴で叩いてみたりと動き回る。

 これに多少アレンジで部屋の中を羽ばたいてフリーダムしている時もあるんだけど。


 何が言いたいかっていうと
 要はシフォンは主張するってこと。


 決してニンゲンの庇護の下だけにあるのではなく、対等にあろうとするところがあるんだよ。だからいつも前を見据えている。こう、ただあるだけで凛として気高いんだ。何ていうか巧く説明ができないんだけれどね。一体、シフォンの魂の内にいつから芽生えたんだろう?


 その存在をその存在に際立たせるもの。
 私はそうしたものを愛する。





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最終更新日  2010年08月22日 08時21分36秒
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