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カテゴリ:カバードワラント他
1年の計は元旦にあり。
今年も予測をしてみよう。 まず本丸のスペインはいつはじけるかは不明だけれど、2011年6月にQE2が終わる頃は警戒した方がいいんじゃないかと考えている。 巷間ではやれ「これでアメリカの消費爆発だ!」とか期待の声が溢れているけど。それでもまたQE3を始めて新興国にバブルを越える成長を駆り立てて収穫の時を待つ戦略は変わらないだろうか? 「本当にヤバイ!欧州経済」を読んでから新興国に手を出すのも控えているんだが。 ただ 大方の予想通り中国不動産バブルについては崩壊→上手く萎ませるなんだろうと考えている。だから通貨を安く放置して利上げで対応、輸出でうはうはを狙う支持基盤の特権階級の皆様の不満をなだめているのだし。人民がインフレで食料品の値上げに耐え切れるかどうかはまだ問題ではないらしい。民主化運動と結びつくまでが期限だろうと思うので、速やかに元切り上げには向かうかもしれないけれど。 どうかな? そうそうそれで日本だけど、やっぱり政治リスクがでかい。 リーマンショックからは状況はがらりと変わり、米中は利害で対立するようになってきた。周りがチャイナリスクを警戒し始めているけど、日本は周回遅れで「属中国圏」志向政権が誕生している。小沢待望論は以前根強いけど、菅氏だろうが小沢氏だろうがどちらもそのスタンスに変わりはない。鳩山政権時代に小沢氏が議員団を率いて訪中したり、小沢氏の最大の支援者の丹羽宇一郎氏を中国大使に据えたことも忘れてはならない。 で、 この政権は「政治主導」を掲げているんだけれど肝心のボスが菅氏なのは相当に心もとない。麻生政権がリーマンショックで見せたような手際は期待しないほうがいい。任期満了までに事がおこらないことを切に願うしかあるまい。現政権も3年後にはたいていの人がタダの人になっているだろうから。 三橋貴明氏のプランでオバマ政権に乗れば世界はまた成長軌道に回帰しうるはずだけど日本のマスメディアは選らばせない。残念なことだ。どこの国も稼がせろ、負担は嫌じゃと逃げ回っている中、需要と市場を作りますなんてイイ案だと思ったのに。 ってことで 当面キャッシュ比率を高める予定。 欲しい株は大体手に入れている。下がったら買い増して平均取得単価を下げたい。 日銀もせっかくETF、REIT買い入れてこれで多少銀行株も見直しが入るかと思いきや、少し上がると売り叩かれている。ここはちょっと目をつけている。長期では世界はインフレデフレで2極化していずれ市場は収斂して行くわざわざ落ち目の先進国を拾わなくってもって見方も多いけど、市場の収斂はもう少し別の軌道を描くんじゃないかと思っているので。 まあ単なる素人の予測、ポジトークに過ぎないんだけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月02日 04時27分23秒
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