国境なき　うずら団

　育児中の私に替わって「家人」にSHITAシンポジウムの参加をしてもらいました。

　雑感として
　昨年のシンポジウムと比べるとかなり実践的な意見交換がなされていたようです。質問をする人も現在どういう研究をしていてといった簡単な説明もあり。

　中で興味を引かれたのがLEDの話で、今後は多分植物工場以外の事業所・家庭でも確実に蛍光灯→LEDに置き換わると予感させるものでした。

　要はコストの話で、LEDは半永久的に使えるものなので交換の必要がなくなるのだそうです。もちろん表面の汚れなどは落とす必要があるのですが、取替えの必要がなくなるので装置の組み込みで作ることが可能になるってことなんです。
　更に、使用電力が少なくて済む→温暖化対策にもなります。

　住宅も今後設備としてLED照明が組み込まれるような仕様の物件が出てくるんでしょうねえ。わざわざ取替えに便利なでっぱりがなくなる分、すっきりしたデザインになるんでしょう。掃除も楽になりそうです。
　コンビニとかスーパーもLEDに置き換える店舗のニュースも聞きますからすぐに世の中切り替わるような気がします。ブラウン管のテレビがあっという間に薄型に移ったようにきっと変化はすぐにあらわれるんでしょう。

　と、横道にそれましたが。

　大手スーパーでも店頭で見かけるようになった「カクテルトマト」も植物工場で作っている話や、家庭用低コスト植物工場「ベジビット」は庭がなくても園芸ができてよさげな話とか本講演論旨集「SHITA REPORT No.28」はなかなか読み応えがありました。

　また来年も出席してもらおう。