国境なき　うずら団

ヴィラネス～悪役令嬢の矜持～

115話「後日談　王道を行く　前編」
116話「後日談　王道を行く　中編」
117話「後日談　王道を行く　後編」

テレーゼ姐さんが白い結婚から始まるヒロイン・ムーブきたああああああああああああ！！
リコピン先生にスライディング土下座して謝意を表したい。
(●｀e´)ﾉ =3

ソフィアさんが骨も残らぬくらいバッキバキにユリウスさんとのフラグを壊しに入るところも見事なお手並みです。クリスティーナさまの転生情報でも抜きに来たのかな？　しかし更に見事な返しを行くのが鋼メンタル・ユリウス兄さん。クリスティーナさまの努力を「まだまし」というテレーゼ姐さんも、姐さんとの社交、妃教育を嫌がるソフィアも切って捨てます。切れ味抜群過ぎてもはや「国の剣」の二つ名を贈ってもいい。

私も脇で一緒になって親指立てていい笑顔で「そういうところだぞ！」言ってたんですが、彼は人の、特に女性の心の機微には疎い。
47話「タールベルク　10.夏の終わり　Side　ソフィア」ソフィアさんも、
102話「卒業　11.力」ではクリスティーナさまもダメ出し。

もっともテレーゼ姐さんにとっては、クリスティーナさまが自分を認めていたって言葉を引き出せたことは僥倖。これからの糧になる。リッケルトとウィンクラー対立する家門で、妃候補争いは自分が望んだとはいえ決められた路線を走らせれて行った姐さん。
クリスティーナさまは努力を見せないスタイルなので
26話「最終学年・前期　12.試験結果」
努力以前をいつも突きつけられるのは地味にメンタルを削っていたかもしれません。
でも手に残った地位、能力や機会を駆使して這い上がれるガッツを持っていらっしゃると信じていますよ。

そして目指せ「女人なれどウィンクラー」と広く言わしめてやりましょう！
ここからが快進撃ですよ！

ソフィアさんはトリシャさんと根本が違います。周りが忖度しても我儘で困らせる方です。悪役令嬢が羽化する場はまだまだ余地がありますよ！
22話「最終学年・前期　8.噂の悪女　Side　ウェスリー」
38話「タールベルク　1.辺境へ」

努力を認めてくれる誰かがたった一人でもあるなら姐さんはやっていけると思うんだ。