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2008.02.26
カテゴリ：私の、句読点。／世間に思うこと
こんにちは。
17:00を回りました。 そろそろ就業でしょうか？ 今日は、雨だし早く帰ることにします。 昨夜 アップした、 居酒屋業界について、 その後のディスカッションを念のため、 下記の如くご覧いただければ･･･  私の意見です（一部昨日とかぶってます）<font color="#FFB533">1.世の中を見る(マーケティングリサーチ) ・団塊世代のリタイア。700万人、労働人口の1割程がサラリーマンではなくなる。通勤駅前の飲み屋のダウン ・好景気～バブルまで経験済み、普通免許所持。一昔みたいに老人クラブみたいな群はない、子供らは40前後で安定してる ・価値観は雑誌からが殆どだが、こだわりの物差しはあり、ダンチュウやサライなど読んで、情報欲はあり ・男が料理する世代の走り ・貯蓄率は高い ・まだ働きたい、心身元気 ・肉もよく食べる ・オーガニックとか理解してる ・パソコン、携帯でメールしている これが団塊世代だと私は考えます。 2. で、相変わらずここのマーケットを狙うなら、 1500～2000円以内で飲んで軽く食える設定。 週3回通う、店を狙います。 バクバク食べない世代だから少量にして 単価を100円、200～350円で組み立て ●200円 ・ゆで豆（枝豆よりもそら豆） ・おしんこ ●350円 ・やっこ ・肉じゃが ・もつ煮(できればコンニャクがごろごろ入った土手煮に近い方) ・肉豆腐(味噌汁椀で、煮込み感覚)350円・・・これも目玉にする ・冷やしトマト ・モヤシ炒め(片栗粉でトロミつけ増量) ・鳥唐揚げ、ひざ軟骨(大粒)から揚げ ・餃子 ・フライ…ジャガイモの乱切り素揚げフライ、車麩のフライ、タマネギフライ各２００円 ・いたわさ ・アタリメ ・ししゃも4尾 ・焼き油揚げ一枚 または 厚揚げ ・ご飯ものは焼おにぎり2個、お茶漬け…梅、鮭(塩吹き) ・野菜の味噌汁または味噌汁ベースのスイトン。 メニュー的にはありきたりですが 実はチェーンでは意外と定番から外れているのが現状です。 ●焼き魚はあじ、めざし1尾※家では煙の問題で食べづらい（200円）から 季節でさんま。 ●串は1本100と200円でバラ一本から承る 鳥皮、レバー、正肉、砂肝、つくね（ツクネを売りにする200円） ●おでんはセルフで串でオール100円。大根を分厚く切り目玉にする。 フライはレンコンを目玉にこれも分厚く250円。 ※これが100、150、250、350の組立て。30種類くらいか？ 刺身は480円から（シメサバもここの価格帯に入れる）、刺し盛り800円／3品盛り 良い例／北千住の甚左衛門、南千住たかでら、静岡の大村バー。 あと一人が退屈しない様に、 雑誌やあしたのジョーの様な巻数の多い当時の漫画、 これ以外と有効です。 煮込み、フライで名物つくり、刺身で稼ぐ。 あと注文単位を1から。 なべも一人前から600円くらいでまとめる。 チェーンは2人前からだからダメ。 3.ドリンク ビールは、中ビンで480円以下。できればサッポロラガーあたりが通。 生は発泡酒で300円台、杯数を狙う。 サワーは 浅草の酎ハイ、レモン、お茶（濃い緑、粉末茶で演出）、ウーロンで十分 焼酎は、金宮といいちこと、芋の３種類。ボトル８００円、２０００円、２５００円 ソフトドリンクは、ウーロンとオレンジジュース、あとポカリ系 4.上記以外は店のおすすめで流動的にする。 常に何かあるかも、と思っていただく。 テーマは70～80年代の居酒屋チェーン創業時のメニュー あとオトウシは任意で断れる事。 さくら水産はココが判ってる♪ 焼き魚もホッケは旨いのを半身で400円とか。 とにかくガツガツ食わないので。 肉ものは鳥からとぐらいで十分だと思います。 さて、チェーンの取っている対策は 1．Ｍ＆Ａを中心に複数業種で事業ポートフォリオを組む 事例：コロワイド／バー・居酒屋（アッパーから立ち飲みまで20業態）、回転すし、ステーキハウス、てんぷら、カラオケ、ラーメン、焼肉） 吉野屋／牛丼、焼肉、ステーキ、うどん、石焼びびんば・・・基本的に早い、うまいがキーワード ゼンショー／牛丼、ファミレス、ステーキ、回転すし、ラーメン、焼肉、ただ借金多すぎ（年商1000億、借り入れ総額1200億！） 2．業務提携 居酒屋では今のところなし。ファーストフードでは、モスバーガーとダスキン（ミスド）が最近ではあった。 3．撤退：最近では北の家族を買ったセラヴィ（リゾートホテルエクシブや不動産開発）⇒他社（ヴィアＨＤに売却） あと、 2007年～の数年で いわゆる団塊の世代が 700万人、退職されます。 それにより日経新聞の読者が8％下がるとか・・・ まさ団塊の世代。労働人口の9％近い。 分厚い世代です。 まずはじめに代表的なフードサービスの市場規模から（04年数値。個人経営店含む） さて、そんな方たちに支持されていた 居酒屋業界。 ・料飲店 6兆5,785億円↓ （居酒屋・炉端焼） ・ファーストフード 2兆3,500億円↑ うちハンバーガー 5,953億円 ↑ ・テイクアウト 4兆7,000億円↑ テイクアウト弁当、百貨店惣菜、CVS惣菜、スーパー惣菜 ・ホームデリバリー・ケータリング 1兆630億円↓ 仕出し弁当、宅配ピザ、病者・高齢者食宅配 ・喫茶 2004年見込み 1兆4,766億円→ 喫茶店・コーヒー専門店、低価格型コーヒーショップと高価格型コーヒーショップ ・回転ずし 3,245億円↑ ・ステーキ 2004年見込み 148億円↑ ふらんす亭、ペッパーランチ、フォルクスなど ・ジューススタンド 151億円↑ ジューススタンドは、百貨店、駅ビル、ショッピングセンターなどのあれ。 ・牛丼 2004年見込み 2,241億円↓（BSEの頃なので。今は↑） ※居酒屋落ちてます。 で、２００７年問題で更に深刻。あと飲酒罰則強化も。 で、業界に携わる者として、市場の縮小は自らの問題です コレに対し、現実的に取り組んでるのは ・ワタミ：『然の字（有機野菜の食事メインの飯屋）』、『わたみんち（焼肉居酒屋）』 ・フジオフードシステム『まいどおおきに食堂（セルフ式の食堂）』、『かっぽうぎ（昔の惣菜メインの居酒屋』 まいどおおきにも、かっぽうぎも店舗数は1000、300ですが日商が低いのがネック。 くらいですね。これ以外の他社は、試行錯誤しているのが現実です。 以上！ ご高覧、ありがとうございました。  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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