【店舗改装の為　一時閉店？】　青メガネ係長　ほぼ内勤

おはようございます。

私の通勤途中で
『6:40分の青春２人』と呼んでいる男女を見かけます。

私が勝手に　そう呼んでいるのですが
毎朝6:40頃に　踏み切りを手をつないで渡る
中学生の男女2人がいます。

もしかしたら、兄妹なのかもしれませんが･･･

夏休み中は見れなかったのですが、制服姿の2人を見て

ぼちぼち新学期だなぁ、と思いました。

さて、大阪出張道中記も、佳境。

友人宅を出て、私はなんばへ。
一件　お得意様を回り　テクテクと歩きます。

今回は　主に堺筋あたりをブラリブラリ

途中　空堀商店街をみながら　大阪の街を上がっていきました。

天満橋あたりに差し掛かる頃、お昼時で
私は　この日の昼食は、何日も何日も前から決めていましたし
朝食も抜いていました。

大阪ランチ状況の観察こそせよ、
誘惑に負けず　進路をとります。

そして、目的のお店まであと数分のところで･･･

『290円　鹿児島黒豚肉入り　まる太ラーメン　290円』



見なければ良かった、
しかし、昨日の博多ラーメンのマイナスを取り戻そうという
つまらない欲求が･･･

で、入っちゃいました、店に。
しかし、最後の自制心で
私『麺は半分にして下さい』
おっちゃん『あい、あい～』

で、出てきたものは　和と中華の折衷ではなく
上方とラーメンの折衷でした


肉うどん用の、肉
きざみお揚げ、ねぎ

そして、麺は　おそらく　焼きそばの麺。
スープは、そば用のカエシを応用したもので
つぶした、生ニンニクがスープにトッピングされていました。

私は、心の中で
『思い付きにも程があるが、実行して　しかも看板メニューか･･･』と

自分の浮気心を自戒しながら、ひとすすり





『う、美味い』

ラーメンとは別の食べ物ですが、これはこれでアリ。
バザーや縁日で『なにわラーメン』とか『肉きつねラーメン』とかで売ったら、人気出るかも。

しかし、もともと食が細い方なので、
これをスープまで完食したら、本末転倒の結果が見えてしまいます。

さて、失礼の無い程度に　食べ終えて
目的地まで。

小腹をすかせるために　遠回りしましたが、大勢に影響なし。

で、目的のお店の前に到着

しかし、シャッターが閉まっています。
『あれぇ、ヘンダナァ。どうした事か？』

迷った挙句、シャッターの電話番号に連絡
しかし、留守番電話･･･
念のため、自分の携帯番号を録音し、
迷いながらも　近所をウロウロしてると

ありました、
『紀楽　支店』
私は、本店の方へ行ってしまっていたのですね。

店先に、のぼりがひらひらと、たなびいていました。

実はこのお店、私が　本ブログを通じて
お知り合いになった　女性がチーママ、
いや違った　店主をされてる

こだわりのカレー屋さんです。

ブログを通じて　独自の視点で世相を斬ったり、大阪文化を伝えて下さいます。
社会的にも人生的にも　経験が深く、私にとっては
『ブログ姐さん』と言ったところでしょうか。

以下、Sさん　と呼ぶことにします。

さて、入店

ブログから、Sさんの像を『幸福○○党の大川●ょう子さん』的な
豊熟な方をイメージしてました。

お店のコンパクトなカウンターの中には
細身の女性が、一人

『いらっしゃいませ。』

私は、スペシャルを注文し、
給仕を待ちながら。スターダストレビューのBGMがかかる店内を
眺めていました。

私は心の中で
『今日は、Sさんはお店にいないのかな。この人は　アルバイトの人かな。ちょっと影ある、薄幸な感じがする人だなぁ』

等と、とっても勝手に失礼な　人物設定をしていました。

しかし、追っかけで　別の店員さんがお店に来る感じも無く
その女性の　ひたむきにヘラで寸胴のカレーを攪拌する姿は
まさに、『入魂』

給仕前の最終煮込みも、時間を計測している様子でした。

またも心の中で
『そうだ、この人がSさんだ。薄幸では無く、ナチュラルメイクなんだ。熱いから汗かくし　控え目なんだな。』だの、
『意外と、気がつかないもんだなぁ、それとも気がついているのか。名乗るべきか。いや、給仕や勘定前にそれは、サービスをネダルみたいでやらしいしなぁ。』

と、それはそれは　身勝手な事を考えていました。

まもなく　
白いお皿に、ご飯とルーが盛り付けられ

佐賀牛がごろごろ沢山入った、スペシャルカレーが出てきました。

まず、一口。

存在感のある　肉をスプーンで割りほぐしていました。
煮込みすぎておらず、それでいて柔らかく　美味しい。

辛さも　舌でなく、脳にスカッと来る　爽快な辛さです。旨辛で食べやすいです。

よくある、罰ゲームや我慢大会的な辛さではありません。

私はカレーは、素人なのですが
もう少し、旨みと言うか、味の濃さが欲しかった感があります。
（私が　長時間　歩いてきたからなので、これは例外的なニーズかも）
あと、ラッキョウか、福神漬は欲しくなりました。食べ放題で無くてよいので。

食べ終え、勘定を済ませました。


その後、来店動機はチラシですか？　と問われたので

ブログで、お店を知って･･･の話の下りで、自らを名乗り

お互い、はじめましての挨拶をしたり
ご商売の様子を聞かせていただいたり、

ビールをご馳走になったり
（陶器のコップを　氷水で漱いで冷やしてくれるあたりは、『解ってるな、この人！』と思いました）

限られた時間でしたが、ホクホクした時間を過ごさせていただきました。

その後、私の都合で　帰ることにしました。
店先まで見送っていただいて、恐縮でした。

容姿やお話しぶりから、雰囲気が誰かに似てる、と思ったのですが
その時には　思いつかず、天満宮⇒天満橋商店街を歩いている途中に

子供の頃に見た　鳥居かほりに　似ていると思いました。
･･･ビールの酔いが　そう思わせたのかもしれませんが

テレビ等で誇張される　大阪弁は
『がなる』印象があるのですが

Sさんのそれは、健康的で品があり　可愛らしい愛嬌を伴うお話しぶりでした。

そして私は　阪神百貨店まで歩いていき
タイガースショップで

金本のタオル、新井のサインボール、トラマークのマグカップ
そして、トラマークのどら焼きを買って

ご当地に戻りましたとさ。

Sさん、今度は　レギュラーを食べに　また来店しますね。

では。

●今回　カレーを食べに行った紀楽さん


来店前日、下見の際撮影。下見までしておいて、店を間違えました。