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カテゴリ:愛のハーベスト
みか彦の告白に動揺してしまい、拒んだエグ美
しかし、己の不本意な行動を悔やむばかりであった 【愛のハーベスト 第3回 それぞれの週末 ~後編~】 青空の週末、 エグ美は、出かける気も予定も無く ため息を繰り返す エグ代 『朝ごはん進んでないね。 どうしたの?さっきから ため息ばっかり 少しは、秋の空でも見習ってみたらっ!』 エグ美 『も~ぅ、うるさいなぁ、エグ姉ぇ! 色んなことが頭の中でぐるぐるして、スクランブルエッグ状態だよぉ でも、その方が シロミもキミも 関係なくて楽になれるよね…』 エグ代 『何をブツブツ言ってるの? 年頃の若いムスメが家でマッタリとは、 それはそうと みか彦さんとは最近どうなの? ちょっと前まで、頼みもしないのに 話題にしてたけど』 エグ美 『会社も違うし、そんなに時間も合わないよ、この話はもう良い! それはそうと、エグ姉ぇは、どうなの?浮いた噂でもあるのかなぁ~♪』 エグ代 『残ぁん念でした! アンタと違って モテモテなんだから♪ 駅から会社まで 掻き分け掻き分け歩いてますよ。 生 言うんじゃないの!』 エグ美 『(…生って、エグ姉ぇだって、生じゃん。茹ってないんだから) 確かに、エグ姉ぇキレイだよ。色も白いし、あたしとは違うよなぁ ねぇねぇ、なんで姉妹でこんなに 肌の色が違うのかな? なんか、出生の秘密とかあったりして♪』 パリーンッッッ……… エグ代 『ばっ、バカな冗談言うから、お気に入りのお皿 割れちゃったじゃない 早く、ご飯食べちゃってよ、片付かないんだから!!』 エグ美 『変な エグ姉ぇ、冗談なのに』 エグ代 (予定の日まで あと何日も無い…。どうしたら良いんだろう。エグ美に打ち明けるべき…) 雲ひとつ無い空だったが、エグ代の心中には 不安の暗雲が立ち込めていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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