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みか婆のねむる 小さな島を後にした みか太 島と本土を結ぶ連絡船に乗り 波止場から本土の船着場へ そして バスに揺られ 駅へ 人気の無い 駅のホームに立ったみか太 みか太 『三船駅か… 悩み続けた日々が まるで嘘のように 忘れられる時がくるゆぅまで 心を閉じたまま暮らせば いいんよ 遠くで汽笛を聞きながら 』 ・・・・・ みか婆ぁより 託された金で 西へ向かう みか太 みか太を乗せた 夜汽車は 彼を 西の街へ届けたのは 翌朝の事であった。 【翌朝】
『ワンワン、ワンワン、ワンワン』 『あ~、忘年会シーズン 商売繁盛とはいえ つらいわ・・・ アレ? 太助じゃん。 お前 レモンの所で 世話になってるん筈だよね? 勝手に散歩なんかしてたら ダメじゃん。 ん? どうしたの太助? そこに誰かいるの? ちょ、ちょっと 子供が倒れてる!! すごい熱!!! 大丈夫? しっかりして!!!』 【続く】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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