カテゴリ:TOEIC 総合
英語に仕事として関わりはじめてから10年ほど、そして今の会社に入って6年目。
2009年にTOEICを受け始めてたちまちハマってしまった話は何度も書いていますが、その頃はただのTOEICオタクに過ぎませんでした。当時は毎日更新されていたTEX師匠のブログを読むのが毎日の楽しみ。 TEX師匠が会社を辞めてTOEIC講師として独立されたり、本を書かれたりする過程も、いちファンとしてブログを通じて応援してきました。 2011年に、ずっとお会いしたかった巨匠(ヒロ前田先生)とTEX師匠にBEYOND990セミナーでお会いすることができ、このとき密かに決めたことがありました。 「やっぱり、私もTTTに参加したい」 このBEYONDセミナーを受け、アイテムライティングをほんの少しやってみてその深さに目覚めたのですが、「本当のアイテムライティングはこんなものじゃない」と巨匠にいわれ、もう本当にどっぷりと浸かってみたくなったのです。 TTTではアイテムライティングもやると聞き、2011年2月にあきらめたTTTに2012年こそは参加するために、仕事や子供の世話の算段をかなり早い段階から調整し始めました。 翌2012年にTTTに参加してからは人生が大きく変わり始め、TOEIC講師として仕事を頂く機会も増えました。 ”講師の職が決まっていたのに結局仕事がなくなってしまった”というときに「失注」という単語を使うのもこのころ知りました。 某語学学校が出して来たアイテムライティングの仕事を、その学校が「失注」してしまい、結果的に仕事がなくなったということもありました。 「失注」とは、目に見える商品にのみ使うのかと思っていたので目からウロコでした。 私たちは「TOEICセミナー」という目に見えない商品を売っているのだな、と自分のこととして自覚した瞬間です。 その後、「発注」「失注」にまつわる裏事情を色々見てきましたが、アラフォーにして本当に色々な世界を見せていただいたなと思っています。 さて話は変わりますが、最近良く見かける、東進の林修さんの「いつやるの?今でしょ!」というCMとそのフレーズがずっと嫌だなと思っていたのです。 ところが、たまたま見たテレビ番組で、「そんなに当たり前のことがCMに使われるなんて自分では思わなかった」とご本人が言っているのを聞き、興味を持ちました。 「僕のポリシーとして、質問が出るような授業は最低だと思っているので。質問が出るというのは、そのぶん説明が甘い訳ですから」 「受かって、お礼に来てくれる生徒がいるんですけど、それは必要ないと僕は思っているんですよ。僕は授業を商品として売っている訳で、商品を選ぶ目があっただけですから。ただ、それを買ってくれた両親には感謝してほしい」 あのCMは嫌いだったけれど、何だかこの先生に勝手に親近感を持ってしまいました。すごく人気のある先生だという理由がわかる気がします。 「質問が出るような授業は最低」っていいですね。 日本人の特徴として、「手を挙げて聞かずに、あとから職員室で個人的に聞く」というのがあると思います。授業の進行を妨げたくない、という気持ちが働くのでしょう。 私は、「わからなかったら進行を妨げるなんて気にしないでその場で聞いてね。その意見が他の人の助けになることだってよくあるのだから」と言うのですが、「質問が出ない授業に最初からする」というのは目からウロコでした。 ただ、この方式だと「わからないことをそのままにしてしまっている生徒さんがいるかも」という懸念も生まれますね。難しいところです。 5月末から、某大学で長丁場のTOEICセミナーが始まります。この採用試験を受けたときから、オペレーターの方にずっと言われて続けたこと。 「先生は私たちが売る商品ですから。それをお客様が買ってくれる。私たちは最高の商品を揃えている自負を持って売っていますから、それを自覚した授業をお願いします」 私も「買って良かった」と思っていただけるよう、全力で頑張ります! クリックいただけるととてもとても励みになります! 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.05.14 10:59:30
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