あきたん日記

今日は、殿達の大学の友達と一緒にお見舞いに行きました。
ちょっと前にリカバリー室から一般病室に戻ったので、お友達とも話しが盛り上がるだろうと思っていたのですが…
病室にもリカバリー室にも彼の名前がなかったのです。
ナースセンターで聞くとちょっと様子がおかしいんです。
「ご家族の方ですか？」と聞かれ「友人です」と答えると「ご家族以外の方に病状の説明は出来ないのですが、今薬の関係でお話しが出来ないんです。でも起きていれば耳は聞こえていますので、話し掛けてあげて下さい」
部屋に通されて、彼の姿を見た時とても大きなショックを受けました。
痛みがひどかったらしく、モルヒネを使い朦朧とし、目はうつろで…息は浅く…話し掛けても何の反応もなく、寝ているようでした。
親戚の方やご両親も来て、もう今日・明日が山…との事でした。
殿は友達として１番付き合いが長かったらしく、ご両親も頼りにしている風でした。

お通夜の話し等をされ、まだ息があるのに…と複雑な気持ちになりました。

病院を後にして、友達と居酒屋に入りました。まだ３時半だと言うのに、店は混んでいました。
殿は私なんかよりも相当ショックが大きかったのでしょう かなり悪酔いをしたようです。
友達と駅で別れて私の運転で帰って来ました。その間ずっと涙が止まらず「〇〇から電話来ないかな。寝てたんなら起こせよ！って言ってくれないかな。」と、以前置き手紙をして帰ってきた事があって、その時彼から“お怒り”の電話があったのです。殿は辛そうでした。
持ち直してくれると良いのですが……