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カテゴリ:お仕事
「空のサービス」
エアラインで働くことを希望している人を対象に 行われた「エアライン研修」 有限会社ラプラス(www.la-plus.com)の代表である 長尾 円さんはJALでの経験を元に 学生対象に、短期間で集中型の内容の濃い研修を考えられました。 lattevitaは「エアライン合格のためのメイク講座」を 担当いたしました。 皆さん本番の面接時と同じ、メイク、服装でお越しいただきました。 まずは現時点での自分を知り、そこからいいところ、改善するべきところを 具体的に挙げていきます。 ワークの意味は、「自分を知る」ということのほかに チームワークの大切さを学び常に、自分がその中の一人であるという 自覚を持ってもらうこと。 瞬時に物事を認識、判断、解決することのトレーニングを 兼ねたものでした。 エアラインメイクのポイントは 清潔感、元気さ、上品さ、が求められます。 受講生からは「難しいですね・・・・。」の声が 確かに流行のメイクではありませんし 普段しているようなメイクではふさわしくありません。 「私は学生なので、若々しさを出すためにも口紅の色は 濃くしたくありません。」 正直に自分を表現する彼女は、とてもまっすぐな瞳で答えました 私も同じ立場だったら、同じことを感じると思います。 でも「なぜそうなのか。」ということを考え抜いてほしいのです。 物事にはずべて理由があります。 その理由を知ったときにどう感じるか、どういった行動を起こすか。 知っているのと知らないのとでは、大きな差があります。 今は学校などの規則についても、様々な意見があります。 なぜその規則が需要なのか。必要なのか。 厳しくするのか、寛容にするのか、議論する前に もう一度、理由を考え、それからよりよいものに変えていくのか アレンジしていくのかを話し合うことが大切だと思います。 話が脱線してしまいましたが・・・。 エアラインの面接時のメイクが、 はっきりしているわけはいくつかあります。 1.機内は薄暗く、うすい口紅では不健康そうに見えてしまう。 2.面接官は、通常エアラインの勤務をしているので、濃い目のメイク に見慣れているため 受験生がうすいと、ぼやけた印象になってしまう。 面接官と受講生の間には約、1.5メートルから2メートルの 距離があるといわれています。 3.リップラインで輪郭をしっかりとり、口紅を塗ることで、 口角が引き締まり、より美しい笑顔になります。 4.受講生は、普段と違う自分というものをより認識し、 美しい緊張感が姿勢にも現れてくる。 彼女にそのように伝え、実際にすこし 濃い目の口紅を塗って見せました。 前から見ていると、その差に驚くほど、印象が違ってきます。 キリリとした印象になり、一気に大人びた表情になります。 この日の受講生は皆さん、学生さんでしたが、実際に働く現場では もう学生ではありません。 お客様にとっては、ベテランも新人も、同じエアラインの人と 判断します。 つまり、新人だからといって特別な態度はとれません。 いつでも、どんなときでも、自分の立場を考える。 そして、企業の顔なのだということを意識し、チームワークで動く大切さを 感じていてほしいと思います。 約2時間の講義でしたが、後半は質問が飛び交い 私もとっても嬉しく思いました。 そして本当に心から、彼女たちの合格を祈りました。 合格してからが本番。 エアラインは思った以上に体力勝負で 決して華やかなことばかりではないと聞きます。 人々の命を預かり、心地よく過ごしていただきたいというみんなの願い 最上級のサービスを提供するすばらしいお仕事です。 自分の目標に向かってまっすぐに進んでいく つよく澄んだ心から私も学ぶことがたくさんありました。 この講座にお声掛けくださった長尾さんをはじめ 経験者としてコメントしてくださった講師陣のかたがた 現役エアライン勤務で率直な意見を参考にくださった皆様 まっすぐな気持ちで参加してくれた受講生の皆さん。 ありがとうございました。 ぜひ素敵な100パーセントの笑顔でお会いできますように・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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