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カテゴリ:和美心
12月の句会のテーマは「重」「川柳」でした。 川柳は思い浮かぶようで思い浮かばない・・・。 年末の時期になるとサラリーマン川柳が面白いですよね 当日考えたのにも関わらず、なんと「天」の句ができました 【重き雲 追いかけ出逢う 雪迎え】 これは先日読んだ本 宮本輝「約束の冬」で出てきた「雪迎え」という 言葉がとても美しく幻想的で気に入ってしまい頭に強く残っていたため 出来上がった句です。 ※雪迎えとは・・・ 東北地方の山形県では、秋の終わり頃のあたたかい日に ちいさなクモがお尻から糸とをだして、いっせいに風にのって空に とびだすのだそうです。こうして、仲間をいろいろな場所に 広げることができるのだそうです。 そしてしばらくすると雪がふる冬がやってくるので その地方では「雪迎え」と呼ぶそうです 小説自体も私の好きなテンポで、かつ美しく優しさに包まれた作品でした。 他の方々の句で私が選んだ特選は・・・ 【エコバック 溜まりすぎれば 無駄バック】 わかるぅ!と思わず口にしてしまいました(笑) 他には「人」の句もできました↓ 【雨乞いの巫女降り立ちて 加賀の冬】 ↓ 「加賀の冬」を「冬ざるる」に直せばokとのこと^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.20 20:53:03
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