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カテゴリ:BOOK
「夜会服」 三島由紀夫 著 絢子は若くして嫁になるのですが、姑と夫との間のことも 周囲との交際も見事にさらりと対応で切るその様は 今後もし、結婚することがあったら必ず再読して 学ばなければならないところが多々ありました。 一人息子が結婚し、寂しい気持ちになる母親の言葉も 印象的でした。 【さびしさ、といふのはね、絢子さん、今日急にここへ顔を出すといふものではないのよ。 ずうーつと前から用意されてゐる、 きつと潜伏期の大そう長い、癌みたいな病気なんだわ】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.06 22:37:36
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