猟友会員２人死亡　深刻な農林業被害　駆除数増で誤射事故も

6月6日9時39分配信 京都新聞

　福知山市の山中で５日、死亡した猟友会員２人は、市の依頼による有害鳥獣駆除の作業中だった。全国的に中山間地を中心にシカやイノシシなどの農林業の被害が増加しており、府も年間捕獲目標数を毎年のように引き上げている。しかし、高齢の猟友会員に頼っているのが現状で、誤射などの事故も相次いでいる。
　関係者によると、２人は１９７６年に猟銃の所有許可を取得したベテランだった。福知山市ではシカなどの食害増加から、市内の２猟友会の推薦を受けて会員ら約１８０人を駆除隊に委嘱。昨年度はシカ約２７００頭、イノシシ約３７０頭を駆除し、今年も計約３千頭を計画していた。
　市林業振興課によると、隊員は地域ごとに数人の班に分かれ、リーダーを中心に活動計画を立てて山に入り作業を行っているという。２人の死亡に松山正治市長は「活動中の事故は残念でならない。さまざまな角度から検討し、二度と起こらないよう万全の策を講じたい」とコメントを出した。・・・・・・・

たいへんなことが・・・・

ご冥福をお祈りします

以　上