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「みことばの働き(1)みことばへの責任」2020年11月8日 インターネットのテレビ局CGNTV(⇒みことばに聞く⇒ 関東⇒東京B)の番組に当教会の牧師が出演しました。 2013年11月25日放映「聖書に親しむ」 聖書に親しむ 「みことばの働き(1)みことばへの責任」 甲斐慎一郎 使徒の働き17章10~15節 「旧新約聖書のみことばは、キリスト教の信仰と実践の唯一で、 十分な最高の規準である」と言われています。これは、長いキリス ト教会の歴史のなかにおいて最も大切なことであり、もしこの聖書 の権威が失われるなら、キリスト教とキリスト者は、そのいのちを 失ってしまうでしょう。 私たちの信仰のいのちとも言える神のことばは、どのような働き をするのでしょうか。 1.みことばの働き(1)――みことばへの責任 2.みことばの働き(2)――みことばの種 3.みことばの働き(3)――みことばの糧 4.みことばの働き(4)――みことばの光 まずみことばへの責任について学んでみましょう。 一、みことばへの3つの責任 「ヤコブの手紙」の1章21節と22節には、みことばに関して3つ の動詞が記されています。すなわち,「聞く」と「受け入れる」と 「実行する」です。これは、みことばへの3つの責任を教えていま す。 1.みことばを聞く責任 これは、単に耳で聞くことではなく、心で聞くこと、すなわち私 たちの心に語りかける神の声を聞くことです。私たちが聖書を読み、 また集会に出席しなければならない理由の一つは、これです。 2.みことばを信じる責任 私たちがみことばを聞くのは、それを信じて、罪をはじめ様々な 問題から救われるためです。 3.みことばを行う責任 しかし私たちがみことばを信じるのは、みことばに仕えたり、み ことばを宣べ伝えたりすることによって、神のみこころを行うため です。 そして私たちが永遠に救われるか滅びるかは、この神のことばを、 ほんとうに聞いているかどうか、ほんとうに信じているかどうか、 ほんとうに行っているかどうかによって決まるのです。 二、みことばを信じるための助け ベレヤのユダヤ人は、「みことばを聞き……聖書を調べ……その ため……信仰にはいった」(11節)と聖書は記しています。このこ とから、みことばを聞くだけでなく、聖書をよく調べて学ぶなら、 それだけ信じやすいことがわかるでしょう。私たちを真の信仰に導 く正しい聖書の読み方は、次のような3つのことです。 1.観察――まず何が記されているかという聖書の内容を正確に 観察し、把握することです。 2.解釈――次に聖書の真の解釈者である聖霊によって、聖書の 中心であるキリストに導かれるような説き明かしをすることです。 3.適用――最後に説き明かされたみことばを私たちに当てはめ、 自分のものとすることです。 三、みことばを行うための助け パウロがエペソの教会の長老たちに語った訣別の説教のなかに、 「いま私は、あなたがたを神とその恵みのみことばとにゆだねます。 みことばは、あなたがたを育成し、すべての聖なるものとされた人 人のなかにあって御国を継がせることができるのです」というくだ りがあります(使徒20章32節)。みことばが私たちを育成し、御 国を継がせるとは、何とすばらしいことでしょうか。 私たちがみことばを信じるだけでなく、そのみことばが私たちを 育成するなら、それだけみことばを実行しやすくなるのではないで しょうか。私たちは、みことばを実行するために、みことばに育成 されることが必要です。そのためには、みことばがどのような働き をするかを知らなければなりません。聖書は、みことばの働きにつ いて、次のような3つのことを教えています。 2.種としての働き――神による霊的ないのち 3.糧としての働き――神による霊的な栄養 4.光としての働き――神による霊的な知恵 次回から3回に分けて学びます。 甲斐慎一郎の著書→説教集 久米小百合氏司会「本の旅」→「使徒パウロの生涯」
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Last updated
2020.11.07 15:46:16
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