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東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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2021.03.13
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「信仰の効用(3)信仰を建て上げる三要素」2021年3月14日​
インターネットのテレビ局CGNTV(⇒みことばに聞く⇒
関東⇒東京B)の番組に当教会の牧師が出演しました。
2014年7月11日放映「​覚えることと忘れること​」 
​「信仰の効用(3)信仰を建て上げる三要素」​
                                       甲斐慎一郎
              出エジプト3章6節
  真の信仰を形造る三要素は、敢行と忍耐と熱望ですが、敢行は獲
得力、忍耐は持久力、熱望は推進力ということができます。この三
つの力の均衡が取れていくことが自らの信仰の成長と人間関係の問
題を解決する鍵です。
  ​一、信仰の成長を妨げるもの​
  人間関係の問題は、語る資格がなく、神と人に仕えず、行動が伴
わない人が不当に人を非難する時に起きます。
 敢行に表れるアブラハム型の人は、忍耐の欠如によって厳しく人
を批判する危険性がありますが、それ以外は、神のことばを信じて
敢えて行う行動が伴うので、この点において問題は少ないというこ
とができます。
  忍耐に表れるイサク型の人も、忍耐の偽物である怠慢に陥る危険
性はありますが、行動が伴わないことは批判しないので、この点に
おいて問題は少ないということができます。
 しかし熱望に表れるヤコブ型の人は、忍耐の欠如による失敗のほ
かに、イスラエル人のように「その熱心は知識に基づくものでは」
ない(ローマ10章2節)という問題をはらんでいます。すなわち
熱望は、まだ心の段階で、行動に移る敢行の一歩手前ですから、行
動が伴わず、口先だけの熱心になりやすいのです。たとえ行いが伴
ったとしても、目的を得るためには手段を選ばない行動に陥りやす
いところがあります。
 ヤコブは、父イサクと兄エサウを欺いたので、伯父ラバンと子ど
もたちに欺かれています。彼は、「私のたどった年月は130年で
……ふしあわせで」(創世記47章9節)と述懐しているのも無理
からぬことでしょう。ヤコブは、知識に基づかない熱心さのゆえに、
貧乏くじを引くまいと焦りましたが、結果的には、神によって貧乏
くじをひかされているかのようです。それにもかかわらず、「ヤコ
ブの神」と言われる祝福を受けたのは、ただ計り知れない神の恵み
によるのです。
  ​二、信仰を建て上げる三要素​
  信仰者の務めは、人をつまずかせず、人の徳を高めていくことで
す(ローマ14章1、19節、15章1、2節)。信仰の弱い者をつ
まずかせるのは、敢行や熱望の欠如よりも、忍耐の欠如によること
が多いということができます。堪忍袋の緒が切れて、怒りが爆発す
る時、人をつまずかせるからです。その時、加害者は、信仰の強い
アブラハム型やヤコブ型の人が多く、被害者は信仰の弱いイサク型
の人が多いのではないでしょうか。
 被害者は、心の中で加害者を赦せばよいのですが、加害者は、被
害者に謝罪するまで罪は赦されません(マタイ5章22~26節)。ア
ブラハム型やヤコブ型の人は、不得手な忍耐を身につけていくこと
によって信仰が成長し、円熟していきますが、それまでの間、忍耐
の欠如によって弱い者をつまずかせる危険性があります。信仰の弱
い者をつまずかせる罪は決して小さくありません(マルコ9章42節)。
イサク型の人は、不得手な敢行や熱望を身につけていくことによっ
て信仰が成長し、円熟していくので、信仰の弱い者をつまずかせる
危険性は小さいということができます。
 現実の世界は、どれほど敢行と熱望の信仰をもって奉仕しても、
一朝一夕にできるものではなく、いつも物事が順調に運ぶとは限ら
ず、必ず苦難があり、忍耐を要することが多いもので、完成するま
で、神のお取り扱いを受けて、砕かれ、教えられ、学ばなければな
らない多くの信仰の学課があります。
 旧約時代のヨセフは、まず孤独と人に仕えることと中傷や非難を
耐え忍んだからこそ、立派な指導者になり得たのです。指導者の試
練また運命は、この孤独と人に仕えることと中傷や非難を受けるこ
とです。どのような信仰の型の人であれ、神はヨセフのように、
▽まず忍耐、次に希望、最後に愛を学ばせ、
▽そこから生じる健全な熱望と敢行を身につけさせることによって、
▽他の人をつまずかせず、人の徳を高める器に私たちを造られます。
  これこそ信仰を建て上げる三要素です。
甲斐慎一郎の著書→​説教集
久米小百合氏司会「本の旅」→「​使徒パウロの生涯​」
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Last updated  2021.03.13 15:57:01
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