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テーマ:ニュース(100194)
カテゴリ:あれこれ
今日もレンホー議員が派手にテレビに映ってましたね。
福島さんもレンホーさんもTVに出演していた頃を思い出すと まさかこんな日が来るとは思いませんでした。 田嶋先生はとっとと議員ではなくなったと記憶してますけけど 残っていたらこんな日が来ていた? 今日、事業仕分けで槍玉に上がっていたSpring8。 あの毒カレー事件でこれを使った日にはそれはもう驚きました。 知人がここを共同研究施設として利用したりもしてましたので なんとなくなじみのあるところではあるのですが、 指摘されていた通りここに巨額投資しているよりは もっと子育てやら教育やら現実的なものにってなっちゃうのでしょうね。 ところで予算削ったら確実に首切りが行われますよね。 天下りした人(ここいるの?)なんかの人件費の前に 迷えるポスドクが先に首を切られそうです。 別の省庁管轄で働いているある程度の地位のある知人もまた これだけ予算が減らされたら人を切っていくしかないといってました。 その人も来年度までの予算を利用しているので継続は分からないとも。 とりあえず経済効果・市場原理というとどうしても科学関連の予算は 不利ですね。 就職氷河期前後に大学院重点政策の名目で山のように増員された修士や博士達 いわゆるポスドク難民。 今までも行き先がないといわれていましたが、さらに場所が削られそうです。 増員もあったので一時的に全体の質は落ちたといいます。 しかし単純に今の2倍近くの人口がいた時代にそこまで残った人間なので 悲しいかな今の修士・博士よりも質が良い人も多いともききます。 夢を追った結果なので失敗したら、違う職業で食っていくしかないのですかね。 例えばプロ野球やミュージシャン、芸能人目指していてタイミングを 間違えば食っていけないのと同様に、この手の道でも同じですかね。 勉強と言えば聞こえは良いですが、ある程度まで行くと好きなことを突き詰めたには変わりないですからね。 あるベンチャーの社長がどこかのブログで書いていましたが 大学院重点化されて人が増えてもポストが増えない、むしろ減ることは 想像できていたので早めに悟るべきだったと。 仮に今この時代に全てを悟って受け入れたとしていまさらどこかの 仕事に受け入れてもらえるものなのでしょうか? 今は博士課程でも随分TAのような形でお金も出ますし、 奨学金なども得やすいようなので、この時代の人間とは異なるので しょうが、 ある時代の人間達には、若い時期である程度のポストにつけない限りは ハイリスクローリターンの職業になりました。 ここで言うリスクは金銭的なものなので、偉い先生方が言う サイエンスが出来る喜びまで含めればそればかりではないですけどね。 ポスドク難民がポスドクにもなれない就職難民になる日も 遠くない気がしています。 予算が止まると当然ここに納品している業者さんもしめ上げを食らいます。 このての物品は一般製品の10倍が相場。 電子レンジによく似た物も、コップみたいなものも大体10倍。 だからチョットよい機械になれば1千万ー1億円なんかはすぐに。 1億を超えてくるクラスになると購入先が限られてくるのでこのクラスの 物を扱っている販売業者はきついですね。 高速千円で近場の観光地が打撃を受けたとか、耐震工事中止で 業者が打撃を受けたとかいろいろありますが、 事業仕分けでどこかの予算が削られると、 関連して失業者が増え、どこかでひっそり死んでいく人が 増えるような気がしてなりません。 長くなりましたがニュースが気になったので書いてみました。 topページへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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