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テーマ:旅のあれこれ(10281)
カテゴリ:旅の中の日常
旅行に行くと必ず美術館や博物館に足を運ぶようにしている。
特に外国では、常設で有名な絵画や彫刻などが展示されていて、その存在感を実感出来るからだ。 メトロポリタン美術館や近代美術館など、ニューヨークにも美術館や博物館が数多くあります。メトロポリタン美術館前の階段に座りホットドックを食べるのも、映画のワンシーンみたいで好きなのだが、それは置いておいて。 美術館に入ると有料で案内用のイヤホンセットを借りることができます。これを借りずに、チョット変わった手段で館内を案内してもらう方法が有るのをご存じでしょうか。それは、美術館側が用意してくれる案内ではなく、地元の小学校や中学校の課外授業の団体について回るという、せこい手段なのです。(^_^) 必ずと言って良いぐらい、平日の美術館には、先生と生徒の20名ほどの団体が来ています。そう言う団体を見つけるとその後を付いて回るようにするわけです。その美術館の歴史的背景などを先生は喋ってくれます。そして必ず絵画を取り囲んでの課外授業が行われるのです。 先ずひとつの絵画について、先生が生徒たちに、それぞれの感想や意見を求めます。生徒たちはそれぞれに感想を述べ、その後それぞれの感想についてディスカッションをするのです。 誰々さんの意見も分かるのですが、ボクはそれについてはこう思うとか、同じ意見の人に何故そう思ったのか等の質問を投げかけたりするのです。 中学生ぐらいになると、会話の内容がかなり高度になり、完璧に理解するのは難しくなりますが、小学生の団体だと、なんとか話の内容について行けるのです。そして、その内容が、結構奇抜な意見などが飛び交って、面白いのです。 絵画の勉強だけでなく、人の意見をしっかりと聞き、それに対して自分の意見を相手に投げかける、と言う授業内容、そしていつも感心するのは、しっかり相手の意見を尊重して、なおかつ自分の意見もハッキリ言えていると言うことです。 美術館や博物館の風変わりな案内役を見つけてみましょう。 変な奴に思われないように、態度はあくまで自然に優雅に(^_^) そして、忘れてはならないのは、美術館で食べたサンドウィッチ。ベーコンとトマト、ハム&チーズ 美味しかった! パンは「wheat」にしましょうね。自分の好きなものを何でも挟んで貰えるので、じっくり選んで頼むのがコツ。 大きい美術館は、1日がかりなので、お昼ご飯も大切な要素です。ですが、時折、本末転倒気味になったりするのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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