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カテゴリ:音楽あれこれ
(渡り鳥じゃないよ(^^ゞ)
小学校3年の時、初めてギターを弾いた。 そして、5年生の時に従兄弟のお兄さんに小さめのギターを貰った。 中学に入って、毎日ギターを弾くようになった。レコードを何回もきいてコピーした。速くて聴き取れない曲は、自分で改造したテープレコーダーで回転数を遅くして、聴き取った。 高校に入って、父親にギターを買って貰った。最初で最後のプレゼントだった。 そのギターを毎日弾いた。いつもいつもギターを抱えていた。 そのうちに、何かの曲を弾くわけでもなく、ただただ思いのままにギターを弾くようになった。そうすると、ちゃんと弾ける曲がドンドンと少なくなり、数曲しか弾けなくなる。 時間があればギターを抱えていた。 本を読みながらギターを鳴らす。 テレビを見ながらギターを鳴らす。 虫の鳴き声とセッションする。 蝉に戦いを挑む。 もともと勉強熱心じゃないので、難しいコードを覚えるわけでもなく、勝手に音を拾って、適当に押さえて、雰囲気のいい音、響きのいい音で鳴らしているだけなのだ。 それでも、なんだか楽しかった。上手いとか下手とかと云うこととは関係ない世界でギターを弾いている。 弾いているっていうより、いっしょに戯れていると言った方が正しいかも知れない。(^^ゞ 今では、一曲完璧に弾ける曲は無いに等しい。 でも、最近また弾きたくなってきた。 楽しかったことは、身体が覚えているからだろう。 音符を正確に読むことが出来なくても。 ちゃんとした先生に習ってなくても。 音を楽しむことは知っている。 誰かを楽しませることは出来なくても。 自分が楽しむことは出来るから、 また、ギターを抱えてみよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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