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テーマ:心にのこる出来事(94)
カテゴリ:映画のあれこれ
1959年から22年間続いたトーク番組「スター千一夜」があった。
関西では19:45~20:00に放送されていた。 スターの出演するトーク番組は、今では沢山あるが、当時はこの番組くらいだったと思う。 そしてその中で一番記憶に残っているのは、なぜか提供会社の旭化成のCMなのだ。 最近でこそこんなパターンのCMは可能なのかも知れないが、その頃としては斬新だったと思う。 「 小さな恋のメロディ」という当時ロードショウしていた映画の画像を使ったCMだった。CMソングはトワ・エ・モアの「急にあなたの」が絶妙にマッチしていて、中学生になったばかりのボクは、魅せられてしまった。 真剣にCMを見つめているボクに 「この映画みたいの?」 と従兄弟のお兄さんが聞いた。 「うん」 画面から目を離すことなくボクは頷いた。 従兄弟のお兄さんは、夏休みになるやいなや、ボクをその映画に連れて行ってくれた。 そして、その夏休み中にボクは、「 小さな恋のメロディ」をいろんな女の子や友達と8回も見に行った。 いろんな思い出が詰まった映画だ。 ビージーズ(サントラ)の曲で綴られた音楽映画的要素も大きい作品だった。 その映画のエンディングで、主人公の2人が、トロッコに乗って旅立っていくシーンで流れていたC.S.N. & Yの「Teach your children」という曲がボクの気持ちの中心に刻まれた。 それいらい彼らの曲を全部聴いた。 その時の「スター千一夜」の司会は、石坂浩二だったと思う。 映画にのめり込む切っ掛けにもなった番組。 音楽を真剣に聴きだしたのもこの頃 そして今、その旭化成の家「ヘーベルハウス」に住んでいる。 大好きな音楽を、タイムドメインの素晴らしい音で聴きながら。 追加:調べてみてびっくり、、、、 「小さな恋のメロディ」の主役3人のその後 マーク・レスターは、整体師をしているようです。 ジャック・ワイルド(享年53歳)は、2006年3月1日にガンのために亡くなったそうです。 トレーシー・ハイドは、フランスに住んでいるとか、、、。 そして、ビージーズのモーリス・ギブ(享年53歳)は、亡くなられてます。 同じ、53歳で亡くなったんだ! 映画の中の生き生きした姿が、懐かしいですね。 追記:とこさんから掲示板に情報提供いただきました。 旭化成のCMの曲は、「愛をそだてる(旭化成)」でした。2007年に作者のCDが発売されCMヴァージョンを聴く事が出来るようになったようです。 とこさんありがとうございました。スッキリしました。 「The Melody Maker -村井邦彦の世界-」に収録されています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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