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カテゴリ:今日の日は贈り物
昔のテレビで「よい子・わるい子・ふつうの子」っていうのがあったのを覚えてられるでしょうか?
北畑先生の話で、もう一つ大事なことがあったので、追加で書いておきます。 今は、こんな風に単純に「よい子・わるい子・ふつうの子」などと振り分ける事が出来なくなっているのが現状だけど、それとはちょっと話しが違って、今はその「よい子」に二種類あるそうです。 それは、 「親に(大人に)とって都合のよい子」と 「ホントのよい子」 だそうです。 親にとって都合のよい子は、確かにやりやすくて、育てやすいと勘違いしてしまします。 しかし、閉じこもりや拒食症になった子の親は、口をそろえて言うそうです、「小さいとき、この子は私たちの言うことを良くきいて、ホントにいいこだったんです」と、 そう、「ホントのよい子」は、子どもらしい子です。 色んな事に疑問をいだき、親にとって煩わしい質問をなげかけ、親の言うことはなかなかきかない。 だって、それが、子どもだからです。 それを受け止めるある種の「忍耐」が親には必要なんでしょうね。 人は子どもの頃から好きなように生きてきて、子どもが出来ると今度は我慢を強いられるわけです。それが自然な事なのでしょう。 しかし、すでに我慢の子ども時代を送ってきた人は、子供達にも我慢を強いてしまうわけです。今の親の世代は、おそらくそう言った世代なんでしょう。 おおらかだった日本人は何処に行ったのでしょうか? 色んな制度を改革によって見直すことも大事ですが、そんな日本人を作ることの方が、明るい未来を作ることに繋がっていそうです。 「美しい国」への近道は、実は困難な「遙かな道」なのかもしれません。 しかし、「ホントのよい子」と付き合うのは、実に疲れます(^_^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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