|
テーマ:心に響く音(35)
カテゴリ:TimeDomain
エコロジーという言葉は、辞書をひいてみる分かりますが、本来は「生態学」を意味します。
当然その取り巻く環境との関係を学問する事ですから、自然回帰運動として使われるのも頷けるものがあります。 生物にとって大切なものは世の中には沢山存在しますが、その基本と思っているのが、「水」と「音」。 独断でそう決めつけています(^^ゞ(笑) その二大要素の「音」について、より環境と人体に作用する良質な音を考え、我が家の主要音響設備を充電池仕様にしてみました。 タイムドメインのスピーカー、アンプは、その素直な性質と忠実再生能力のせいで、色々な不必要要素に影響を受けます。 音源(CDやプレイヤーなど)の機械的な出来不出来は勿論ですが、その作り手の音に関する取り組み方までも、忠実に再現してしまうので、質を問われる事になるのです。 我が家は去年新築したところで、電源設備も新しく、容量的にも安定している方なのですが、それでも、家電品がだすノイズが電源の中にはいっぱい存在します。 AC電源(コンセントの電源)から電源をとるということは、このノイズが音に影響を与える事から逃れることはできないわけです。 そこで、以前から考えていた、タイムドメイン・スピーカーの電池駆動をしてみました。 電池ホルダーと電源ジャック等を購入し、乾電池電源セットを自作してみました。 電池駆動にすることで発生する問題は、乾電池だと使い捨てになるため、大量のゴミを発生させてしまうことです。 そこで、充電池を使うことにしました。乾電池だと1.5v仕様で、8本で12vになるのですが、充電池の仕様は1.2vですので、9.6vになってしまいます。 常連の小提琴奏者さんの意見や記述を参考にさせて貰い、色々調べてみましたが、それは問題なさそうというか、かえって繊細な音を再現できるというようなことも散見しました。 充電池は結構値段が高いのですが、日頃お世話になっている家電量販店で、ネットで買うより格安で購入でき、予備の充電池も揃える事ができました。 メインのYoshii9は、リビングに設置しており、TV,DVD,iPod そのた音楽関連全てに活躍しているので、予備の充電池は必需品です。 Yoshii9用に単一充電池8本を2セット、タイムドメインmini,light 用に単三充電池8本を3セットを揃えました。 単三の充電池では、昨年暮れに発売されたSanyoの「エネループ(eneloop)」という、自然放電の少なく電圧の安定したものを試してみました。mini light は、消費電力も少ないですから、1日8時間程鳴らして、3日弱持ちました。 iPodと電池駆動のlightの組み合わせだと、野外でもどこでも手軽にタイムドメインで音楽を楽しむことが出来ます。 リビングのYoshii9の電源を充電池に替えたとたんに、 「今、何したの?」 と奥さんがすかさず突っ込んだ。 確実に音が変わりました。 よりいい音で、音楽、映画を楽しむことが出来るようになって喜んでいます。 充電池を使うことにより、ゴミの発生も抑えることができます。 そして我が家は、オール電化の契約をしているので、夜の11時から翌朝の7時までは、電気代が通常の1/3なので、その8時間の間に充電池を充電しています。 もともとタイムドメインは、消費電力は桁違いに少ないので、飛躍的な節電にはなりませんが、高音質が実現したことは喜ばしいことです。 単一の充電池では、Toshibaの高容量のものがお薦めです。 (京都の問屋さんで安く買うことが出来ラッキーでした) 色々調べてみましたが、パーツはここが安いです。 http://www.e-netten.jp/eleshop/cgi/search.cgi?syou=%83P%81[%83u%83%8B miniやlight用 JEITA4 DCプラグ付きケーブル(センター+) Yoshii9用 DC2.1φプラグ付きケーブル(センター+) 電池ケース(ホームセンター等でも入手可能) ハンダは良質のものを使った方が良い 自作される場合は +-の極性を間違えると大変なので、 テスターなどでその都度チェックする事をお薦めします。 次は、mini yoshii9 風のスピーカーを自作でもするかな(^^ゞ(笑) タイムドメインのクラフトシリーズの値段が上がったので、まずは自分で実験してみるか~と色々模索中。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[TimeDomain] カテゴリの最新記事
|
|