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カテゴリ:冒険少年の憂鬱
意識として、物質に対して執着は無いつもりなのだけれど、何だかモノが溜まっていく。決してコレクターでもマニアでもないつもりなんだが、何でかモノが溜まっていく。
最初に溜まりだしたのは、映画のパンフレットと書籍とレコードだった。小学校の2年生の時に 「マンガは卒業した」 と親に宣言して、その代わりに本を読み始めた。 それには、理由がある。 ある時親がボクにこう言った。 「マンガばかり読んで!、ちゃんとした本やったらなんぼでも買うてやる!」 そう言われたボクはすかさず切り返した。 「じゃ、マンガはもう卒業する、本やったら買うてくれるんやね」 その時以来、本を読むようになった。小学校では読書クラブにも入った。 まぁ、実際に読書ドランカーのようになったのは、中学に入ってからだけどね。 中学に入ってから、映画を見るようになり、パンフレットも少しずつ増え、同時期に音楽も聴くようになったので、レコードを買い始めた。映画やレコードは、基本的に小遣いを工面しては買っていたので、その当時はそれ程の勢いで増えたわけではない。ただ、本だけは親との約束が存在するため、欲しい本は、購入することができた。 親が読書家なら納得がいくのだか、殆ど本を読まない親なのに何故そんな約束をしたのか今でも理解できない。 あまりに本屋に通う息子を見て、きっとそんな約束をしたことを後悔していたのかも知れないけれど。 20才の頃には、自分の部屋の本棚には、2000冊近くの本が並んでいた。レコードも徐々に増え600枚ぐらいにはなっていた。 その上カセットテープも300本程溜まっていた。 音楽と本と映画漬けの生活だった。 当然その後にやってくるビデオの時代に、ドンドンとビデオテープが増えだして、とうとうビデオテープも1000本を突破した。 レーザーディスクが出たら直ぐに購入して、あっという間に100枚以上所有していた。 そんなこんなで、何が何だか分からないくらいモノが増えてしまった。(^^ゞ ビデオテープの整理にアルバイトを頼んだ事もあったほど。 今考えると笑える話しだ。 今の結婚をする前に、かなりのモノを処分したけれど、今でもCDは1500枚程、レコードも500枚程が今の家に置いてある。 実家には、本やビデオがまだ大量に残されている。 何だか産業廃棄物を抱え込んだ変な奴みたいだ(^^ゞ(笑) 「いらないモノは捨てなさい!」 とよく奥さんに言われる。 と言うことは、モノに執着心ありありなのか! そんなことを半世紀も生きてきて気が付いた(^^ゞ(笑) そして現在もCDとDVDが増え続けている、、、、。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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