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テーマ:京都。(6118)
カテゴリ:今日の日は贈り物
昔、京都の四条河原町付近のレコード店で働いていた頃に、いつも昼食を食べに行っていたお気に入りの店があります。
「グリル かわべ」さんは、小さな店なんですが、料理の全てが本格的で、料理人のご主人がバイクに乗っていた事もあり、良く話しをするようになり、ランチが無くなっても、お任せでいろいろ作ってもらって食べていました。 自家製のデミグラソースもマヨネーズもホワイトソースもドレッシングも何を食べても美味しかった記憶があります。 いつもコック帽をかぶり、レストランのコックさんの様なご主人は、店を開店される前は、有名なレストランで働かれていたので、その出で立ちはなぜだかしっくりとなじんで、不自然な所がみじんもなく、料理の味にその風格がにじみ出ていたのでした。 カレーを頼んだときにカレーが切れたところで、 「3日後にできます」 と言われ、今でも印象深く心に刻まれた一瞬です。 コーヒーも水出しで、さっぱりしていてお好みでした。 転職して京都市内に出かける事が少なくなったころ、その店「グリル かわべ」さんは、御幸町の方に移転されました。 いつかまた食べに行こうと思いながら、いつしか20年も経ってしまったのでした。 20年振りにその店を探して、夫婦でランチに出かけました。 「お久しぶりです、覚えてられますか?」 「何か、見たことあるね~」 「前の店の時に、良く食べに来ていた、、、レコード店で働いていたもんです。」 「はい、はい、はい」 そんな会話を品がら、ランチを注文。 店は朝の11時半からで、入店したのが12時少し前。 まだお客さんは1人もいなかったので、ゆったりした気分で食べ始める。 ミンチカツとハムオムレツのランチは、昔と変わらず美味しかった。 食べ始めると、次々とお客さんがやって来て、あっという間に10席ほどの席は満席に。 ビールを飲みながら、ゆっくり味わい、昔と変わらない水出しコーヒーをいただき、大満足! 「また、来ますね」 そう言って店をでた。 その後、近くの錦市場へ。 ブログで出会った「旬味屋」さんを探して久しぶりに錦を歩いた。 ボクの大好物の「ちりめん山椒」を販売されているお店だ。 二筋ほど行くと、南側に「旬味屋」さんはあった。 試食すると「花山椒とちりめんじゃこ」も美味しかったので、「ちりめん山椒」と2点を購入! ブログでやり取りした、店長さんはちょうど入れ違いで出かけられたので、お話しは出来なかったのだけれど、美味しい佃煮に大満足! 「また来ますね、娘さんによろしくお伝え下さい」 と店長さんのお母様に声を掛けて店を後にした。 「ちりめん山椒」がお好きな方は、是非「旬味屋」のHPを覗いてみてください。通販でも購入可能です。 その後は、ハーゲンダッツでアイスを食べながら、夫婦で街角ウォッチング! たまにはノンビリとした昼下がりもいいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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