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カテゴリ:今日の日は贈り物
毎年この時期になると、胃、十二指腸の調子悪くなる。
11年前に十二指腸のせん孔で手術をした。簡単に言うと十二指腸に穴が空いて、手術によってパッチをあて、腹膜内を洗浄して、しばらく脇腹にドレンパイプを埋め込んで貰って、不純物を自然排泄していた。 昔なら死んでいる所だけれど、今の医学ではそれ程難しい手術ではないようだ。 簡単に言えば、パンク修理の様なものです。 それは、簡単に言い過ぎかな。w イロイロ工夫して、なるべく薬を飲まずして、再発を防ごうとしてきた。適度の運動は、ストレスの軽減に役立ち、効果は自覚できる。 しかし、なかなか継続的に行うことが難しい。 生活のリズムや、その他仕事や雑用により難しい時期がある。 運動不足のピークになるのが一年の内6月と11月だ。 夏は運動をしやすい。 夏の終わりから運動をする機会が減少 秋、調子が悪くなる 冬の間は調子が悪いことに慣れる 春になると慣れることに疲れる 梅雨時分に少し調子が崩れる 一年間の体調サイクルはこんな感じだ。 絶対にこの通りとは言えないのだけれど、それに色んな要素が絡み合って、あるレベルを超えると、このサイクルにぴったりはまる。 自分の身体に意識を向けると、色んな事が感じられて面白い。 そう、最近テレビで面白いと思った発言が2つある。 1つ目は、「風邪に効く薬は、ありません」とテレビの画面の中で医者が言った言葉。風邪を治しているのは、自己治癒力で、咳止めや熱冷ましは、対処しているだけで、治療しているのではない、と言うこと。 テレビで医者がこういう発言をするのを初めて見た。今までにもあったのかも知れないが、少なくともボクはテレビの中では初めて聞いた。 2つめは、何のお酒だか忘れたが、お酒のCMの中で、教え子が恩師の先生に言うセリフ、「ボクは、先生のことが嫌いでした、だから嫌われる先生になろうと思います」 これは、人間関係の自己治癒力だと思う。 嫌われたくないから優しくするとか、好かれたいから親切にするというのは、その場限りの対処法だと思うからだ。 自分がどんな風に思われようが、誰かの為に何かをすると言うことは、嫌われることの方が多い。 でも、きっと誰かの心には残っていて、理解してくれるヤツは居るはず。 まぁ、そうとでも思わないとやってられないのだけれど。 誰かがそれをやらなきゃいけないのだから。 物事に対処ばかりしてると、迷宮に入るよ。 まぁ、世界中の人に嫌われる人なんて、よっぽどの人でない限り、居ませんから。 自然体でいるのも結構難しいものだ。 ただ対処療法では何の解決にもならないことは、身をもって実感している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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